前回に続いてアジサイのお話です。
アジサイは土質によって色が変わるといわれます。例えば、土壌が酸性だとブルーになって、アルカリ性だとピンクになるとか。
たしかに、品種によってはそのようなこともあるようですが、実際はもっと複雑で、土中の金属イオンの量、品種の持つ色素の種類などによって、様々なパターンがあるようです。ついでに言うと毒があるので、口にしてはいけません!
アジサイで花びらのように見えるのは萼片で、西洋アジサイのタイプでは雌蕊と雄蕊が退化し、萼片が発達した中性花がほとんどです。ガクアジサイのタイプでは、中性花のいくつかが、実際の花の部分を取り巻いていることが一般的です。
さて、私が住んでいる横浜市栄区は鎌倉に隣接しています。鎌倉にはアジサイの名所のお寺が何か所かあり、この時期は大混雑!趣味のサイクリングで、鎌倉方面に行くこともままならず、この時ばかりはアジサイが憎らしくなります(笑)
写真は2012年6月10日に横浜市栄区で撮りました。
濃いブルー
薄いブルー
細かい花びらのタイプ
うっすらピンクのガクアジサイタイプ(まわりの花のような部分は萼片が目立つ中性花。雌蕊と雄蕊をもつ、いわゆる「花」は中心部分のプチプチしたところです(笑))
白からクリーム色