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2013年2月28日木曜日

落葉樹のことなど

みなさんご存じの通り、冬に葉を落とす樹木を落葉樹と呼びます。
通常は、秋になると葉が枯れて、地上に落ちます。これは、枝と葉柄の間に離層という組織が形成されて葉が落ちる現象です。
ところが、場合によっては、枯れた葉が木にくっついたままになることもあり、見た限りでは、ケヤキ、クリ、クヌギ、コナラ、カシワなどで良く見られる気がします。
離層が形成される秋の気象条件が関係しているのかもしれませんが、葉をつけたままにして、越冬芽を寒風から保護しているという説もあります。
まっ、本当のところは木に聞かないとわかりません(笑)

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


コナラ(Quercus serrata)だと思います。



ばっちりくっついてますね…



2013年2月27日水曜日

ウメいろいろ 4 (Prunus mume)

多くの方が、ウメといえばこのタイプを思い浮かべるのではないでしょうか?
白・一重・赤萼のタイプ

ウメの青い実には青酸が含まれており、生で食べると体によくありません。日本庭園では池のほとりなどにウメが使われたりしますが、一説では、池に落ちたウメの実から出た青酸がボウフラの繁殖を抑えるからとも言われています。ボウフラの繁殖は抑えるけれど、魚には影響のない濃度になるとか…

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


代表的なタイプです



萼はこんな感じ



蕾の様子

2013年2月26日火曜日

ウメいろいろ 3 (Prunus mume)


今日は、八重の紅梅です。色々と品種があるらしく、色の濃いのから薄いのまで見かけます。今回のは色の薄いタイプ。
優しいイメージで、桃の花にも似ています。
ここ、横浜市栄区では、毎年、八重の紅梅が一番早く開花します。

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


優しい感じ



ウメは雄蕊も魅力的です



こいつは赤い萼がお似合い



蕾もキュート

2013年2月25日月曜日

逆光乱れ撃ち! フォトジェニックな奴ら!!

この時期は、逆光で植物を撮る絶好のチャンス。
バックを暗く落として、植物を浮かび上がらせ、露出を調節して…パチリ!!
道端の植物もスポットライトに浮かび上がる大スターに!!

写真は2013年2月24日に横浜市栄区「上郷市民の森」で撮影しました。


コブシ



ササ






ハマヒサカキ?



??



アオダモ?



ガクアジサイ?



アオキ



ヒイラギ?



???



スギ



アオキと小路



ウメ



ススキ



????



おまけ(上郷市民の森から栄区を望む)



おまけ(鼬川にかかる昇龍橋。川を遡ってきた鯉が、ここで龍になって天に昇っていくという言い伝えから)

ウメいろいろ 2 (Prunus mume)

今回は、我が家の周辺では珍しい、一重の紅梅です。
少し遠くから望遠で撮ったのであまりシャープな写真ではありませんが…

しかし、ウメというのは一重咲きのイメージが強いですね。花弁の丸みがいかにもウメらしい個体です。

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


花弁が可愛い



あまりシャープな写真ではありません…



ウメいろいろ 1(Prunus mume)

今回から四回連続でウメの話題ですと思ったら、予約アップと間違えて、即時公開してしまいました(泣)

ウメはバラ科の落葉樹で、野梅系、豊後系、紅梅系に大別されます。
実を採るのは豊後系が多く、南高梅などは、ウメとアンズの交配種です。

今日は、花梅としては、私が最も好きなタイプの、白・一重・緑萼のタイプです。
このタイプは、花弁の純白が際立つような気がして、大好きなのです。

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


透けるような白です



萼はこんな感じ



綺麗だなぁ…

2013年2月24日日曜日

変な名前… タネツケバナ

アブラナ科タネツケバナ属の越年草 タネツケバナ

Cardamine flexuosa

写真のように、少し湿気たところが好きなようです。田んぼの畔なんかにも多くみられ、荒起し前の田んぼの中にも見られます。

なんだかおかしな名前ですが、種もみを水に漬けて、苗代の準備をする頃に花が咲くために「種漬け花」となったようです。

2013年2月16日に横浜市栄区で撮影しました。


この写真はダメだ…(泣)



こっちはまずまず(笑)

2013年2月23日土曜日

早春の恵み  フキノトウ

日本原産 キク科フキ属の多年草 フキ

Petasites japonicus

学名に付く”japonicus”がいかにも日本原産という感じ。
家のそばには何か所か育っている場所があるのですが、いつも写真を撮り損ねておりました。
今年は、新しい場所を発見して、時期もばっちり!
久しぶりにフキノトウ(蕗の薹)らしい写真がとれてハッピーです!

写真は2013年2月23日に横浜市栄区で撮りました。


道端の斜面に生えてます



葉っぱも見えますね



冬枯れの中でここだけ春



旨そう…







チクチク痛いよ! オニノゲシ

キク科ノゲシ属の越年草 オニノゲシ

Sonchus asper

ヨーロッパ原産です。

ノゲシに比べて葉っぱがトゲトゲで、「オニ」が接頭語としてつくのがよくわかります。
こいつも、花が開ききっていないので再アップだな…

2013年2月16日に横浜市栄区で撮影しました。


もっとでっかくなります。まだロゼットから完全に抜け出していない感じです。



写真の方向はこれで正しいのです(笑)。花がよこっちょ向いていたのです。

2013年2月22日金曜日

惜しい! オニタビラコ


キク科オニタビラコ属の越年草 オニタビラコ

Youngia japonica

春の七草のホトケノザ(コオニタビラコ)かなと思ったのですが、調べてみたら…惜しい!近縁のオニタビラコでした(笑)

でもこいつも食べられるようですよ。ワンちゃんが、おしっこしそうな場所だからご遠慮しときますが…

花はもっときちんと開いて、キク科特有の集合花となりますので、またアップします。

2013年2月16日に横浜市栄区で撮影しました。


この斜面には春の花が色々と咲いています!



きちんと咲いたら、再度アップします



2013年2月21日木曜日

シソ科が好きだ!  ヒメオドリコソウ

シソ科の越年草 ヒメオドリコソウ

Lamium purpurea

ヨーロッパ原産の小さな越年草です。
シソ科のものは茎が四角いものが多く、花が筒状になるものが多いので比較的、見分けやすいのです。
ホトケノザもキランソウも本種も、そして、セージの仲間やバジル、もちろんシソも同じ科に属しています。
この仲間は、いずれも大好き。眺めるのも食べるのも(笑)

ヒメオドリコソウも可愛い花です。

2013年2月16日に横浜市栄区で撮影しました。


どこにでもあるありふれた草です



でも、よく見てみると…



花も、葉の色も可愛らしいです

2013年2月20日水曜日

撮影こぼればなし

このブログも一年半で400回以上になりました。大体、土日に撮りためてブログを一週間分作成して、時間指定で予約アップしています。

回数こなしているので、いろんなことが起こります。夢中になって写真撮っていたら、知らないうちに個人宅の駐車場に入ってしまい、えらい剣幕で怒られたことも…
お庭に家の方がおられるときは、声をかけて撮らせてもらうのですが、色々と園芸談義もできて楽しいものです。
しかし、カメラでお庭を撮っているのは、やはり怪しい行為でしょうか(笑)
特に、木の花なんかを撮るときはカメラが上を向くので、まるで二階の窓を盗み撮りしているような感じになります(泣)

特に栄区の皆様、坊主頭の背が高い50歳くらいの親父が、ピンク色のコンパクトデジタルカメラを持って、ご近所をうろちょろし、怪しい姿勢で写真を撮っていても、どうぞ警察に通報しないでください!それは私です!植物の写真を撮っているだけです!

写真は2013年2月16日に横浜市栄区で撮りました。


ひなびた栄区の田舎



ゲンジボタルも住んでいます



初めて気づいたロウバイの林

2013年2月19日火曜日

飽きもせず… ホトケノザ

またまたホトケノザ
先週より明らかに開花している個体数が増えて、写真もよりどりみどりで撮れるようになりました(笑)
本格的に春という感じがします。この日は非常に寒かったのですが(笑)

写真は2013年2月16日に横浜市栄区で撮りました。


本当に蕾が美しい!シソ科の特徴である四角い茎がわかりますか?



逆光も似合う花です

2013年2月18日月曜日

キランソウ 再アップ

先日アップしたキランソウ

いつもブログ写真を撮っているリコーCX-5ではなくて、食べ物や景色や人物撮るのに使ってる持ち歩き用のパナソニックLumix-77で撮ったら、なんだか今一の出来…

CX-5で撮り直したので再アップします。
しかし、キランソウは私の自宅そばでは個体数が少なく、今のところこの株しか見たことがありません…。そんなに珍しい草ではないはずなのですが…

写真は2013年2月16日に横浜市栄区で撮りました。


こんな感じの場所に生えてます



渋いなぁ…



葉っぱも渋い



黄色い蕊がアクセント