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2013年5月30日木曜日

アジサイの季節 1

アジサイの季節がやってきました。
最近は意外と早咲きの品種が多く、梅雨に入る前に見ごろを迎えたりしますので要注意!
私の住む横浜市栄区は鎌倉にほど近く、この時期、趣味のサイクリングは鎌倉方面は渋滞で危険です!!
アジサイが売りのお寺さんが多いですからね。

今回は走りのアジサイを一枚だけ。今後、続々と咲きますので、しばらくは追いかけます。

写真は2013年5月26日に横浜市栄区で撮りました。


ごく普通のアジサイですが、咲き始めは生き生きとしていて余計に素敵に見えます!

2013年5月28日火曜日

ご近所様の園芸シリーズ 26-3

三回連続の最終回
といっても、暫くしたら、またお邪魔してアップさせていただきますが(笑)

凄いのは、お隣さまとの間のスペースの利用。
向きとしては、西向きで、ほぼ日当たりが得られないと思うのですが、きっちりシェードガーデンを作られています。
改めて写真を見ると、ホスタ(ギボウシ)、アジサイ、オルレア、カンパニュラ、アスチルベ などが使われているようです。定番のインパチェンスが花を添えていますね。

次回お邪魔した時にゆっくり見させていただこうと思います。

しかし、シェードガーデンの見本のような作りです!

写真は2013年5月26日に横浜市栄区で撮りました。



2013年5月27日月曜日

ご近所様の園芸シリーズ 26-2

三回連続の中日です。

外構植栽の素晴らしさに見とれて、写真を撮っていると、ご主人が「庭も見ていって」と優しいお言葉。
奥様も出てきてくださり、ひとしきり園芸談義。

しかし、凄いお庭だ。センスの無い私が言うのもなんですが、植物選択・色彩・手入れともに非の打ちどころがありません。
決して広いスペースではないのですが、手前から奥にかけて高低差をつけ、さらに鏡を利用したりして奥行き感をだしてます。

フサアカシア、ギンヨウアカシア、ハリエンジュ(黄葉の品種物)など、結構大きくなる樹も植えられているのですが、大鉢に植えたものを地面に埋め込んで樹勢をコントロールしています。お見事!!

写真ではその素晴らしさの10%もお伝えできないのが残念です…

写真は2013年5月26日に横浜市栄区で撮りました。


おとぎ話のようなお庭の入口



枝物用のヒペリカムがお出迎えしてくれます



凄い奥行き感。リシマキア・オーレアが可愛い



全て手作りだそうです!右下はオヘビイチゴ


2013年5月26日日曜日

ご近所様の園芸シリーズ 26-1

久々のこのシリーズ

もの凄いお宅を拝見させていただきました。
自宅から歩いて5分。

このお宅を、今まで知らなかったとは、私の眼は節穴です…(泣)

宿根草と花木中心に完璧にお手入れされたお庭。
オープンガーデンになっていて、ご近所様は幸せです。
私もネタに困った時にお邪魔できるので幸せです(笑)

とりあえず、まずは3回連続でアップいたします。
2か月に一回くらいはお邪魔して、季節の変化をお届けできればと思います。
ご近所様の園芸シリーズ 26-〇 ということで、統一シリーズです(笑)

写真は2013年5月26日に横浜市栄区で撮りました。


北側から道を歩いてくると、まずは目に入るのがここ。シュロがシンボルツリーになっています



バラ、ジギタリス、ユーフォルビア、アグロステンマなど、完璧な構成とお手入れ



自宅から5分でこの光景が見られるとは、夢のようです!



優しい色合いの小輪系ゼラニウムも見事



玄関わきの白壁に渋い色調のクレマチスが映えます

ペチュニアの仲間です カリブラコア

ペチュニアに極めて近い仲間のカリブラコア

Calibrachoa sp.

小さい花を沢山つけて、育種も進んだため花色も豊富。関東平坦地では条件次第で越冬もするので重宝な花壇材です。

今回はあまり見たことのない八重品種です。


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


株がこんもりするタイプかな?



八重は初めて見ました!

親戚筋です フランスギクとマーガレット

どちらもキク科の多年草。マーガレットの方はどちらかというと木本に近いのかも。

フランスギク
Lencanthemum vulgare

マーガレット
Angyranthemum frutescens

属名の最後に themam が付くのはキク科の親戚筋のようです。

フランスギクは原っぱみたいなところに帰化していて、どちらかというと優しい感じの花を咲かせます。
マーガレットは育種が進み、多種多様な色と形で花壇を彩ってくれます。


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


フランスギク お花畑だ!



清楚な感じです



マーガレット でっかくなります



綺麗な色です

2013年5月25日土曜日

日陰でも大丈夫 ダイコンドラ

大根とは縁もゆかりもありません ダイコンドラ

Dichondra sp.

ヒルガオ科の多年草で、グランドカバープランツとしてタネも販売されています。
日本にもアオイゴケ(Dichondra repens)が自生していますが、タネが売られているのは北米原産の別の種です。

こいつは、タネのつけ方が面白く、花を地上で咲かせた後に花茎が地中に潜って、実をつけます。ラッカセイと同じですね。
タネはカリフォルニアあたりで生産されていますが、土と一緒にゴソッと採って、土とタネをより分けるのです。

関東以西では十分に越冬して、日陰にも強く重宝なグランドカバープランツです。踏み付けには弱いですが…


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


どちらかというと半日陰が好き



ヒルガオ科なので、ハマヒルガオと葉っぱが似てる…


2013年5月24日金曜日

かぶれる人もいます  ヌルデ

ウルシ科ヌルデ属 ヌルデ

Rhus javanica

学名に javanica とあるけれど、ジャワに関係あるのかな?
こいつの葉にはヌルデシロアブラムシが「虫こぶ」を作り、そこにはタンニンが集積されるため、皮なめしや染料、お歯黒の原料として使われます。

私は面の皮ほど手の皮も厚いので大丈夫ですが、ウルシの仲間なので体質によってはかぶれますのでご用心。
また、典型的なパイオニアプランツで、道路工事やがけ崩れなどで環境が攪乱され、従来植生が失われると最初に侵入する植物です。そのために、種子は土中で長期休眠しているとか。我慢強いんですね!


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


いかにもヌルデらしく、道路脇に育ってます



新葉は赤みをおびます



虫こぶ もっと大きくなります


2013年5月23日木曜日

ロミオとジュリエット バラ

ご存じバラ

Rosa sp.

この季節、小輪から大輪まで、あちこちで咲き誇っています。
書くこと沢山ありすぎるので書きません(笑)


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


ロミオとジュリエット思い浮かべた…

2013年5月22日水曜日

ヤマグワと虫

カイコの餌として有名なヤマグワ

Morus bombycis

クワ科クワ属で英名はマルベリー
紫色に熟す実は美味しくて、果実酒にも利用できます。

この季節、道端から林の周辺まで、私の住んでいる栄区はクワの実だらけ(笑)
摘み放題、食べ放題なのですが、手や口が紫色になるし、果実酒も面倒臭いのであんまり作りません(笑)

クワとは縁もゆかりもない虫たちがそばにいたので、ついでにアップしときます(笑)


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


まだ酸っぱいよ!



ムラサキになったら食べごろ!



ハムシの仲間



多分ヤマトシリアゲ(Panorpa japonica
英名:scorpionfly 悪役の雰囲気あり…



2013年5月21日火曜日

こんなところに… ヤグルマギク

駐車場のアスファルトの割れ目から生えてました ヤグルマギク

Centaurea cyanus 

キク科ヤグルマソウ属の越年草(一年草)

ヨーロッパ原産で、彼の地では麦畑の雑草とか…

カラー印刷は通常、4C印刷と呼ばれ、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のインクでフルカラーを表現します。このうちCはcyan(青)を表すのですが、ヤグルマソウの学名の後ろの部分(種小名)cyanusはこれから来ているようです。確かに素晴らしい青ですね。
ちなみに、属名Centaureaはケンタウロスから来ているようですが、その訳はちっともわかりません(笑)

写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


丈夫な奴



確かに、素晴らしい青!




2013年5月20日月曜日

香り最高! スイカズラ

色々と話題の多いスイカズラ

Lonicera japonica

花を採って、甘い蜜を吸うから「吸い葛」です。
英語名も honeysuckle です。

蕾の時はクリーム色で咲き切ると純白、時間がたつと再びクリーム色になる花はとても綺麗です。
でも、この花の特徴は、素晴らしい香り!夜など遠くからその存在がわかるほど。この季節は、香りのよい花が多いのですが、こいつは別格です!


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


丈夫な奴で、アメリカでは帰化して困っているとか…



花の色が変化します



素晴らしい香り!

三葉虫の季節  コバンソウ

ヨーロッパ原産のイネ科一年草 コバンソウ

Briza maxima

明治時代に観賞用として輸入されたといわれています。
いまでは、エスケープ(逸出)したものが増えて増えて…

横浜市栄区でも、この時期の道端にはやたらと見られます。
名前は花穂を小判に見立てたのが名前の由来です。

昨年も書きましたが、私には三葉虫にしか見えません。三葉虫大発生…

写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。



2013年5月19日日曜日

冬が楽しみ  柑橘類

自宅そばには、あちこちに柑橘が植えられているお宅があります。

Citrus spp.

柑橘は花も清楚な感じだし、良い香りがあることも多いし、もちろん冬の実りも美しく、楽しみの多い樹です。
この木も冬には、レモン色かオレンジ色の実をつけて、楽しませてくれるでしょう!


写真は2013年5月18日に横浜市栄区で撮りました。


どんな実がなるのでしょうか?



清楚で美しい花です




植え込みで良く見ます  シャリンバイ

バラ科シャリンバイ属の常緑低木 シャリンバイ

Rhaphiolepis umbellata

カタカナで和名を書くと意味不明ですが、漢字では車輪梅となります。葉が輪生して車輪状になり、花が少々ウメに似ているのでこう呼ばれるようになったみたい。これなら判りやすいですね。

潮風にも強く丈夫で、公園などの植え込みに良く利用されます。
花もなかなか綺麗。特に桃色の花のベニバナシャリンバイの花はかなりのもんです。

写真は2013年5月11日に横浜市栄区で撮りました。


シャリンバイ



なかなか綺麗です



ベニバナシャリンバイ



さらに綺麗。半八重みたいな感じです

2013年5月18日土曜日

悪臭?いえいえ… トベラ

トベラ科トベラ属の常緑低木 トベラ

Pittosporum tobira

葉や茎を折ると異臭がするというので、英名は 
Japanese cheese wood

茎や葉を折っても私にはあまり臭気が感じられません…。なぜだろう…。

今回、初めて、よくよく花を観察しましたが、美しいうえに素晴らしく良い香り!
汚名返上してあげたいもんです!

写真は2013年5月11日に横浜市栄区で撮りました。


潮風に強いので海岸部でも大丈夫



素晴らしい香り!



形だって綺麗なもんです!

2013年5月16日木曜日

春の七草  ハハコグサ

意外や意外…春の七草のオギョウ(ゴギョウ)はこいつなのです。
キク科ハハコグサ属の多年草 ハハコグサ

Gnaphalium affine


その昔は、こいつの葉っぱをお餅に入れて食べたらしいのですが、いつからかヨモギにその座を奪われてしまったようです。
まあ、失礼ながらあんまり美味しそうにはみえません…

親戚筋にチチコグサというのがありますが、ハハコグサより冴えないやつです(笑)

写真は2013年5月11日に横浜市栄区で撮りました。


写真がやっつけだ…



冴えない感じ…

2013年5月14日火曜日

原形質流動? ムラサキツユクサ

ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草 ムラサキツユクサ

Tradescantia ohiensis

紫色の花とシュッとした葉の対比が美しい植物です。

さて、こいつの思い出は、確か中学理科の授業で「原形質流動」の実験に、葉っぱだか花だかを使ったこと。おかげで、こいつの事はばっちり覚えました。ところで、原形質流動ってなんでしたっけ?(笑)

写真は2013年5月11日に横浜市栄区で撮りました。


原形質流動…



こいつも雨が似合います



2013年5月13日月曜日

何れ菖蒲か… アイリスたち 3

アヤメ
Iris sanguinea

キショウブ
Iris pseudoacorus


「何れ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」とは、両方とも甲乙つけがたいくらい美しいという意味の慣用句です。アヤメもカキツバタも Iris の仲間。昔から美しいものの代名詞だったのですね。

日本にも自生するアヤメは、花弁に網目模様が入るので綾目(アヤメ)といわれだしたという説があります。

対してキショウブはヨーロッパ原産で湿地に多く帰化していますが、今回は少し乾き気味の花壇です。こんなところもOKなんですね。

写真は2013年5月11日に横浜市栄区で撮りました。


雨が似合います



綾目がわかるかな?



珍しく花壇に植えてあります



あっさりとした色調