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2017年8月31日木曜日

8月26日 ルリマツリ

イソマツ科ルリマツリ属の半つる性低木。
南アフリカ原産で、現地では常緑の様ですが、横浜では落葉してしまう株もあります。越冬は露地でも特に問題ありません。
非常に、シックな色調のライトブルーの花を咲かせ、遠くからでもよく目立ちます。これで香りがあれば完璧ですが、残念ながら無香です。




2017年8月30日水曜日

8月26日 ツルボ

日本原産のキジカクシ科ツルボ属の多年草です。
法面や草原などで、年に数回の草刈りが行われるような、少々人の手が入るところに生育します。園芸種として使われるシラーに近い仲間です。
自宅そばで一度だけ白い花をつける株を見たことがあるのですが、その後見つけることができないでいます…。






2017年8月29日火曜日

8月26日 センニンソウ

日本原産のクレマチスです。この時期に、小さい真っ白な花を株一杯につけます。とても美しいのですが、全草有毒です。まあ、口にしなければ何の害もないので心配はいりませんが…。
自生地も重なり同じクレマチスの仲間で、そっくりな花を咲かせるものにボタンヅルがありますが、こちらは名前の通り、葉がボタンのように深裂するので見分けることができます。










2017年8月28日月曜日

8月26日 お台場「おもてなし花壇」

東京テレポート駅近くの「おもてなし花壇」
オリンピックに向けて、暑さに強い花壇材の試験が行われています。各社自慢の様々な植物を見ることができます!








2017年8月27日日曜日

8月19日 センナの仲間

マメ科センナ属の植物だと思います。

花が特徴的で分かりやすいのですが、この仲間にはハブソウ、エビスグサ、ケツメイシなど生薬や漢方に利用されるものも多くあります。

今回の植物はその花から、センナ属であろうと思われますが、残念ながら種名は分かりません。

しかし、以前はこの仲間はカシア属(Cassia)だったと思うのですが、いまはカシアはシノニム(別名)になってしまったようです…。






2017年8月25日金曜日

8月19日 ノゲイトウ

ヒユ科ケイトウ属の一年草です。

一般的に花を楽しむケイトウは学名としてはセロシアの仲間で、主に葉を楽しんだり食用にしたりするハゲイトウはアマランサス(ヒユ科ヒユ属)に分類される別属の植物です。

今回のケイトウはノゲイトウと呼ばれるタイプです。かなり大柄なケイトウで分枝しながら沢山の花を咲かせます。訪花植物としても優秀なようで、沢山のハチやチョウが遊びに来ていました。




2017年8月24日木曜日

8月19日 センニチコウ

ヒユ科センニチコウ属の春まき一年草

花のように見えるのは、じつは苞です。花弁と違い、生きている状態でもカサカサと乾燥した手触りです。切り花にしても変色しづらく、非常に長持ちするためにつけられた名前が「センニチコウ」という訳です。

夏の花壇の代表格ですが、過湿には弱いようですので栽培時には水はけのよい土壌が好適です。








2017年8月22日火曜日

8月19日 ハナトラノオ(カクトラノオ)

シソ科ハナトラノオ属の宿根草
北米東部の原産です。

白から濃いピンクまで花色があり、大変丈夫な宿根草。庭植えすると放っておいてもどんどん増えます。

学名はフィソステギア・バージニアナですから、北米東部でもバージニア州に多いのかもしれません。








2017年8月20日日曜日

8月13日 シンテッポウユリ?

ユリ科ユリ属の多年草です。
球根は形成しますが、種子からも容易に繁殖し、また、発芽から一年で開花に至るために分布を増やしています。

もともとシンテッポウユリは、九州などに自生するテッポウユリと、台湾に自生するタカサゴユリの交配種といわれており、園芸的に改良されたものです。

花弁の外側中央にうっすらと褐色や緑の筋が入るのがタカサゴユリで、花弁が純白なのがシンテッポウユリですが、これらは中間的なタイプもあるし、入り混じって生育している場所もあるようですね。

日本でこれだけ増えたのは、墓地などにお供えされた切り花のシンテッポウユリが、そのまま種子をつけてそれが飛散したともいわれています。非常にきれいで香りも良いので、空き地などで見つけたらどんどん切り取って家で楽しんでも良いと思います。帰化植物ですから。





2017年8月18日金曜日

8月13日 ネムノキ

マメ科ネムノキ属の落葉高木です。
日本では本州以西に自生します。

マメ科で荒地でも生育し、崩落地などでも最初に侵入するパイオニア植物です。横浜では山手のレストラン「山手十番館」の大木が見事です。
今回の株は、お庭に植えられていたもので、小さく剪定がかけられていました。

名前の由来は夜になると閉じる葉っぱから。オジギソウとは違って触っても閉じませんよ。

ちなみに漢字で書くと「合歓木」
夫婦円満の象徴だそうです。






2017年8月16日水曜日

8月12日 イヌビワ

クワ科イチジク属の落葉小高木です。
本州以西に自生します。

横浜市栄区では、林縁に今回のようなかなり大きな株を見ることができます。この時期にイチジクそっくりの果実を沢山つけます。食べられるのですがあまり美味しくないようです。

イヌビワコバチというハチと共生関係にあり、イヌビワコバチはイヌビワの果実がないと生きられず、イヌビワもイヌビワコバチがいないと受粉できないという切っても切れない間柄です。

どうしてそういう道をお互いに選んだのか、イヌビワとイヌビワコバチに聞いてみたいものです…。




2017年8月14日月曜日

8月12日 コバノカモメヅル

ガガイモ科カモメヅル属の多年生つる植物。
関東以西に広く自生しているようです。

最近のAPG分類ではキョウチクトウ科に分類されるようですが、草全体の雰囲気はガガイモに似ています。ガガイモの種子はいわゆる「ケサランパサラン」の一つなのですが、こいつの種子も同じような雰囲気らしいので秋が深まったら確認したいと思います。

小さな星形の花ですが、渋い美しさがありますね!




2017年8月13日日曜日

8月5日 ヒルガオ

ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草
この株は非常に色が濃く、花弁も分離しかかった感じです。通常のヒルガオでは無いのでしょうか?

ヒルガオはあちこちに自生しているのですが、このようなタイプはあまり見たことがありません。葉を見る限りはヒルガオだと思えるのですが…






2017年8月11日金曜日

8月5日 ハイビスカスの仲間

ハワイのイメージのハイビスカス。実は様々な仲間や親戚筋が日本でも園芸などに利用されています。

学名にHibiscus(ハイビスカス)がつくものは、ムクゲ、ハイビスカス、フヨウ、スイフヨウ、アメリカフヨウ、モミジフヨウ、ハマボウ(日本原産)などがあります。

いずれも、大きくて派手な一日花(もしくは数日)をつけ、蕊の造形も独特です。

また、親戚筋としては、タチアオイやケナフ、トロロアオイやオクラなどがあげられます。


フヨウ



フヨウ



ブッソウゲ(いわゆるハイビスカス)



2017年8月9日水曜日

8月5日 ルコウアサガオ

ヒルガオ科ルコウソウ属の一年草です。
花は直径2~3センチ程度でごく小さいのですが、普通のアサガオではあまり見かけない真紅で良く目立ちます。

普通のアサガオはヒルガオ科サツマイモ属ですので、まあ親戚筋というところでしょうか。今回は、フウセンカズラと一緒にフェンスに絡みついていました。フウセンカズラより緑が濃く、厚ぼったい深裂する葉がルコウアサガオの葉です。






2017年8月8日火曜日

8月5日 ヘクソカズラ

可愛そうな植物名ナンバーワンのヘクソカズラ(屁糞葛)
たしかに、全草に異臭がありますが、それほどひどい匂いとも思われません。ムラサキシキブなんていう植物がある一方で、ヘクソカズラやママコノシリヌグイなんていう名前もあるのが面白いですね。また、ヘクソカズラは、ヤイトバナやサオトメカズラという別名もあり、こちらは少々ましな名前に思えますね(笑)

アカネ科ヘクソカズラ属の多年草であるヘクソカズラ。実は意外と変異が多く面白い植物です。花の筒状部分が長いツツナガヤイトバナや、葉が厚く花も綺麗なホシザキハマサオトメカズラ(これは素敵な名前(笑))、ビロードヤイトバナなどが存在します。

今回は標準的なヘクソカズラと、ホシザキハマサオトメカズラと思われる花をアップします。


標準タイプ



標準タイプ



ホシザキハマサオトメカズラ?



ホシザキハマサオトメカズラ?

2017年8月7日月曜日

8月5日 アサガオ様々

栽培されるアサガオには様々な種類があります。今頃咲いているのは、リュウキュウアサガオ(ノアサガオ)や日本アサガオですね。

ヘブンリーブルーに代表される西洋アサガオの開花期はもう少し遅いものが多いようです。

日本では、江戸時代から様々な品種が作出されてきました。今回は、屋外で見るのは意外と珍しい変化咲もあったのでアップしておきます。





少し分かりづらいかもしれませんが、花弁が分離して八重状になったものです。実物はもっと綺麗なのですが、写真では美しさが伝わりませんね…。