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2017年10月31日火曜日

10月28日 サザンカ

ツバキに先んじて開花するサザンカ(山茶花)
花が少なくなる冬に向けて様々な色彩と形状の花を咲かせてくれるありがたい花木です。

ツバキは花が形を保ったまま「ぽとり」と落ちるのに対して、サザンカは「ひらひら」と花びらを散らします。

今回、撮影して思ったのは、アリや小さなハチ、ハエが沢山訪花していること。虫たちにとってもこの時期の貴重な食糧源なのですね。










2017年10月30日月曜日

10月28日 美しき樹皮

サクラの樹皮です。
もともと横に走る模様と艶が、美しいサクラの樹皮。様々な細工物にも使われます。
しかも、生きているときは薄青色の地衣類が付着することが多く、これがまた美しいと私は思います。
ちなみに地衣類というのはコケではなく、菌類(カビ)などと藻類が共生したもの。こいつらの生活も興味深いものです。




2017年10月29日日曜日

10月28日 クサギ

久々の地元フィールドでの撮影。
10月28日早朝の雨降り前、まだ薄暗いうちにとった写真です。
標準ズームとカメラ本体しか持っておらず、ストロボ直射の写真ばかりですが、シンプルにただ撮るだけというのも久々で楽しかったです。
台湾も良いですが、やはり知り尽くした地元フィールドで季節の変化を探すのは格別です。

今回はクサギの実です。葉に異臭があるため「臭木」なのですが、8月から9月頃に咲く花はとても良い香りで、アゲハ類が良く訪花します。また、実も独特の造形と色彩で楽しみの多い木です。




10月22日 花束より

「花束より」の最終回は、主役ではないものの、これがなければ舞台が成立しない重要なわき役たちです。


オーニソガラム



オーニソガラムの蕾



トサカゲイトウ



カスミソウ



ヒペリカム






ダイアンサス?

2017年10月28日土曜日

10月22日 花束より

今回は、花束やアレンジメントで主役として使われる花材をアップします。
言わずと知れたヒマワリ、ここ10年ほどで急激に主役に躍り出たトルコギキョウ、スッキリとしたガーベラです。


ヒマワリ



トルコギキョウの花弁



トルコギキョウの花芯



ガーベラ(白いのはカスミソウ)

2017年10月26日木曜日

10月22日 花束より

今回はバラです。
説明の必要もないと思いますが、まあ、園芸植物の王様といっても良いと思います。
バラは、花の形や色はもちろん、その香りの素晴らしさに惹かれます。

これだけさまざまな品種があるバラですが、特に房咲き系のものには、テリハノイバラやノイバラなど日本原産の野生種が大きく関与しています。








2017年10月24日火曜日

10月22日 花束より

10月21日も22日も台風21号の影響で残念ながら雨。
とても外に出て取材出来る状況ではありませんでした。

仕方ないので、手元にあった花束に入っていた花材などを撮って、一週間持たせることにします(笑)

まずはカーネーション。さまざな品種があってとても綺麗です。母の日の贈り物としても代表的ですね。




2017年10月22日日曜日

10月8日~10日 台北にて

山際に行けば庭の隅にパパイヤが植えられ、山中の林には日本では観葉植物に使うクワズイモの仲間や、木性シダ、着生植物などがごく普通に生育しています。
また、あちこちにアブチロンの仲間が咲き、デュランタが実をつけています。

今回で台北編は終了しますが、是非ともまた台湾を訪れて植物や昆虫を写真におさめたいと思います!
















2017年10月21日土曜日

10月8日~10日 台北にて

榕樹ほどではありませんが、市内の公園や街路樹で良く見かけた木が白千層です。
調べると、フトモモ科の植物で元々はオーストラリアやマレーシアが原産らしいです。
カユプテとも呼ばれ、葉からはシネオールを含む精油がとれ、アロマテラピーなどに利用されるとのことです。








2017年10月19日木曜日

10月8日~10日 台北にて

これも前回の榕樹と同じFicusの仲間で「アコウ」という木のようです。
台北市内の芝生が見事な公園に植えられており、ご神木扱いなのか、目の前には鳥居?が建てられていました。
キジバトが地面に落ちた実をせっせと食べていたのが印象的でした。








2017年10月18日水曜日

10月8日~10日 台北にて

台北市内には花博記念公園を始めとする美しい公園が多くあります。
芝生や樹木が植栽されて、きちんと手入れされているところも多く、日本も見習わなくてはいけないと思います。
芝生は、キクユグラスらしきものに、様々なイネ科雑草が混ざった感じですが、刈込が行われているので、十分に芝生として機能しています。そのような公園でも大きな木が植えられて緑陰を提供しているのは、亜熱帯の公園には必須の要件なのでしょうね。






2017年10月17日火曜日

10月8日~10日 台北にて

台北は気候的には亜熱帯に属します。
当たり前のことですが、本州では越冬出来ない植物が、公園などの植栽に使われています。
また、日本では街路樹の根締めにツツジを使ったりしますが、ここにも、花の咲いた小さな見知らぬ木が植えられています。
美しい花を咲かせる木も多く、非常に興味深いものがあります。