2018年9月12日水曜日

9月1日 ガガイモ

ガガイモという名前はあまり耳にしたことがない方が多いのではないでしょうか?
でも、ケサランパサランという名前は聞いたことがあるのでは?

民話上の伝説の生き物がケサランパサランですが、実はガガイモの種子をさしているのではないかとも言われています。

ガガイモはガガイモ科ガガイモ属のつる性多年草で、日本では九州以北に分布しています。横浜市栄区では以前はさほど個体数が多い植物ではなかったのですが、最近は見かけることが増えました。白い花の系統と、ピンクの花の系統があるようです。

秋遅くなると、長い毛の付いた種子を風で遠くまで飛ばすのですが、この種子がケサランパサランと呼ばれた可能性があるようですね。いくつか生育しているところが確認できたので、種子の状況もお伝えできると思います。







2018年9月10日月曜日

9月1日 ヘクソカズラ

秋になると花の最盛期を迎える植物。
酷い名前の植物選手権でぶっちぎり一位の植物(ウソですよ(笑))
漢字で書くと「屁糞葛」となる植物。

そう、ヘクソカズラです!いくら何でも酷すぎる名前ですね!
葉や茎の異臭から、その可哀そうな和名が与えられました。
でも、ヘクソカズラには別名もあって、ヤイトバナとかサオトメカズラとか呼ばれたりもします。あくまで正式和名はヘクソカズラで、他の名前はあだ名のようなものですが…。

ところがヘクソカズラには近縁種や変種・亜種が多く、不思議なことにそれらの正式和名は〇〇ヤイトバナだったり、〇〇サオトメカズラだったりします。何故でしょうか?

これらは見分けが難しかったりするのですが、自宅そばだけでも数種類のタイプを見ることが可能です。個人的にはホシザキハマサオトメカズラの花が綺麗で好きなのですが、今回は見当たりませんでした。でも、どれも意外に可憐な花だと思いませんか?











2018年9月9日日曜日

9月1日 白いツユクサ!

9月1日はなんだか不安定な天気で、写真を撮る気がおきなかったのですが、植物歳時記ファンの皆様のために、老体に鞭打って撮影に出ました(笑)

自宅そばの町中を空き地などに沿ってウロウロしただけなのですが、神様は見ておられます(笑)
なんと初めて見る白いツユクサが!ネットで調べてみると「ごく稀に見られる」そうです!形質的には固定されているらしく、毎年同じ場所で見られるようなので、ご近所散歩の楽しみが増えました。
写真は、興奮してしまったせいか、蕊にピントがきていませんがご容赦を(笑)。標準ズームで撮ったので寄り切れていないし…


透けるような花弁がとても綺麗です



ピンボケですが…トリミング



こちらは普通のツユクサ


あまりに写真が酷くて納得できなかったので、9月2日の雨が降り出す前の早朝に三脚を持ち出して撮りなおしたのが下の写真です。マクロレンズを利用して深度合成をかけたのでそれなりの仕上がりになって良かったです。



2018年9月8日土曜日

9月1日 ワルナスビの実

アメリカ原産の凶悪な帰化植物(笑)
だいたいからして、ナスという植物は「おたんこなす」のようなやや侮蔑的な言葉の接尾語や接頭語として使われることも多いのに、よりにもよって「悪茄子」ですから、その極悪ぶりも想像できますね…。
地下茎で繁殖する多年草で、茎や葉には鋭い棘があり、しかも毒性まであるという至れり尽くせりの奴です(笑)。

でも、花や実はとても可愛らしいので、たまにはゆっくり眺めてやってくださいな。










2018年9月6日木曜日

9月1日 ツルボ

1年に数回の刈込が行われる自宅そばの法面では、この時期になると決まって花を咲かせてくれます。
ツルボはキジカクシ科ツルボ属の多年草です。この仲間の球根植物には園芸的に価値が高いものも多いのですが、例えばシラー・カンパニュラータのように春咲が多いような気がします。
冒頭にも書きましたが、この花は私にとっては秋の到来を知らせてくれる野草です。ツルボが咲いて3週間もすればヒガンバナが開花真っ盛りとなり一気に秋本番に向かうのです。






可愛らしいツバメシジミが吸蜜に来ています



この法面では凄い密度です(笑)

2018年9月4日火曜日

9月1日 ヤブガラシ

困りものの雑草、ヤブガラシ。
もの凄く旺盛な生育のつる性多年草で、巻き付いて藪も枯らすから「藪枯らし」となったそうです。
別名は貧乏草。庭に生えると貧乏になるのか、庭の手入れができないくらい貧乏だからはびこるのか分かったものではありません(笑)

でも、若芽はあく抜きをすると山菜として食べられるそうです。人類が食料とすれば、いかなヤブガラシもたちまちに絶滅危惧種として、環境省のレッドリストに載るでしょう(笑)

また、この、ピンクやらオレンジやらに色づく花は、蜜を多く出すため、吸蜜性の昆虫たちは大好きです。普段はせわしなく写真に撮りづらいアゲハもこの時ばかりは油断しています(笑)








吸蜜に訪れたナミアゲハ。さらにすばしっこくて写真を撮るのが困難なアオスジアゲハも、この花で吸蜜中は何とか撮ることができます。



2018年9月1日土曜日

8月26日 ヘクソカズラとイチモンジセセリ

2,000回からの「新・植物歳時記」では、昆虫たちや気象現象なども積極的に取り上げたいと思います。さすがに8年近くやっていると、ネタ枯れになるので(笑)

横浜市栄区では、セセリチョウの類は春から秋までずっと見ることができます。今回のイチモンジセセリを始めとして、キマダラセセリ、チャバネセセリ、コチャバネセセリ、ダイミョウセセリなどはごく一般的ですし、私は見たことが無いのですが、美麗種のアオバセセリも稀に見ることができるようです。

セセリとは、せわしなく飛び回る姿からなずけられました。ガのような姿ですが、三角形のジェット機のような翅といい、つぶらな複眼といい、可愛らしい蝶だと思います。

8月26日は早くも咲き始めたヘクソカズラでしきりと吸蜜していました。ストローのような口吻がビローンと伸びた瞬間が撮れました。