新・植物歳時記 ~Nature and plants in Kanagawa~
日本家庭園芸普及協会の広報委員(神奈川県在住)が、神奈川県の自然と植物の話題を提供します。
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2017年11月3日金曜日
10月28日 タマアジサイ
このブログには何回も登場しているタマアジサイ
小川の辺などに生育するアジサイの原種の一つです。
タマアジサイは7月頃から11月頃まで花を咲かせるため、この時期は枯れた花がらと、開花したばかりのものを一緒に楽しむことができます。
2017年11月2日木曜日
10月28日 綿毛たち
秋になると、様々な植物たちが、種子散布戦略として綿毛がついた種子をつけます。
風の力で個体分布を少しでも広げようという戦略です。
タンポポのような綿毛をつけるキク科のものが多いのですが、キンポウゲ科などにも多く見られます。
センニンソウ
アキノノゲシ
2017年11月1日水曜日
10月28日 チャノキ(茶)
緑茶も紅茶も烏龍茶もこの木の葉から作られます。学名は
Camellia sinensis
ツバキ属の属名である
Camellia
と、「中国の」という意味をもつ
sinensis
が組み合わされています。
はっきりはしないようですが、原産地の一つに中国が含まれるようです。
前回のサザンカは漢字では「山茶花」。ツバキもサザンカも
Camellia
の仲間です。
2017年10月31日火曜日
10月28日 サザンカ
ツバキに先んじて開花するサザンカ(山茶花)
花が少なくなる冬に向けて様々な色彩と形状の花を咲かせてくれるありがたい花木です。
ツバキは花が形を保ったまま「ぽとり」と落ちるのに対して、サザンカは「ひらひら」と花びらを散らします。
今回、撮影して思ったのは、アリや小さなハチ、ハエが沢山訪花していること。虫たちにとってもこの時期の貴重な食糧源なのですね。
2017年10月30日月曜日
10月28日 美しき樹皮
サクラの樹皮です。
もともと横に走る模様と艶が、美しいサクラの樹皮。様々な細工物にも使われます。
しかも、生きているときは薄青色の地衣類が付着することが多く、これがまた美しいと私は思います。
ちなみに地衣類というのはコケではなく、菌類(カビ)などと藻類が共生したもの。こいつらの生活も興味深いものです。
2017年10月29日日曜日
10月28日 クサギ
久々の地元フィールドでの撮影。
10月28日早朝の雨降り前、まだ薄暗いうちにとった写真です。
標準ズームとカメラ本体しか持っておらず、ストロボ直射の写真ばかりですが、シンプルにただ撮るだけというのも久々で楽しかったです。
台湾も良いですが、やはり知り尽くした地元フィールドで季節の変化を探すのは格別です。
今回はクサギの実です。葉に異臭があるため「臭木」なのですが、8月から9月頃に咲く花はとても良い香りで、アゲハ類が良く訪花します。また、実も独特の造形と色彩で楽しみの多い木です。
10月22日 花束より
「花束より」の最終回は、主役ではないものの、これがなければ舞台が成立しない重要なわき役たちです。
オーニソガラム
オーニソガラムの蕾
トサカゲイトウ
カスミソウ
ヒペリカム
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ダイアンサス?
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