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2013年4月25日木曜日

昔の名前で出ています… ツリガネズイセン(シラー・カンパニュラータ)

和名のツリガネズイセンより、シラー・カンパニュラータという方が通りが良いかも…

Hiacinthoides hispanica

現在利用される代表的な植物分類は、花の形態を中心に分類を行うクロンキスト分類体系と、葉緑素のDNAを調べて分類を行うAPG分類体系があります。

最近は、クロンキストからAPGに中心が移りつつあり、学名が知らないうちに変わっていることもしばしば…。私のような親父(50才)にはクロンキスト体系が馴染み深く、APGはどうも苦手です。

さて、こいつは園芸的にはシラー・カンパニュラータ(Scilla campanulata)と言われ、これはクロンキスト体系時代の学名をそのまま読んだものです。ユリ科ツルボ属だったのですが、APG体系ではヒアシンス科ツルボ属となり学名も Hiacinthoides hispanica  となったようです。でも、園芸的にはヒアシンソイデス・ヒスパニカとは言わず、シラー・カンパニュラータのまま…。

小林旭さんが歌った「昔の名前で出ています」ですね…。きっと、京都にいるときゃ、シノブと呼ばれたのでしょう…。これも親父しかわからないギャグか…。おそまつ…

こいつは学名通り、スペインあたりが原産で、落葉樹の林の下なんかで栽培するとどんどん増えます。

写真は2013年4月20日に横浜市都筑区で撮りました。


神戸じゃ、ナギサです(しつこい!)



渋めの青が林床で映えます



たしかにヒアシンスに似ています

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