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2013年4月27日土曜日

ハーブでおなじみ クリーピングタイム

お肉料理なんかに使うハーブとしてお馴染み クリーピングタイム

Thymus serpyllum

和名はヨウシュイブキジャコウソウで、シソ科イブキジャコウソウ属の小木です。草のようですがこれでも木なのです。

日本には低山から亜高山くらいまでのところに、こいつの親戚のイブキジャコウソウが自生しています。20年以上前に八ヶ岳で見て嬉しかった覚えがあります。

クリーピングタイムの分布はヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカと広く、ギリシャなどでは有名な蜜源植物のようです。つまり、蜂蜜が採れるのですね。

また、この仲間は、同じ種であっても生育する場所や条件によって、香り成分(精油成分)が異なることも多い様で、このような変化をケモタイプと呼びます。アロマオイルの世界では、同じクリーピングタイムの精油でも、厳密にケモタイプ別に分けたりするようですね。

写真は2013年4月20日に横浜市都筑区で撮りました。


木とは思えませんが…



良く見ると確かにシソ科の花です

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