ページ

2014年7月4日金曜日

食用種もあり ヘメロカリス

キスゲ科ワスレグサ属の球根植物 ヘメロカリス

Hemerocallis spp.

ヘメロカリスなんて言うと偉そうですが、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲなど日本に自生しているお馴染みの仲間が沢山あります。
花はユリとそっくりですが、ユリと違ってススキの様な根生葉(地際から出る葉っぱ)が特徴ですね。ノカンゾウやヤブカンゾウの若い葉はお浸しにして酢味噌で和えると最高のご馳走。また、中華食材の金針花(ユリの花)はこいつの仲間の蕾を干したものです。

実は、今週アップしている、アガパンサスもギボウシもヘメロカリスも、お馴染みのネギも、古い分類体系ではユリ科だったのです。それが、分子系統学の発達で、キスゲ科やらクサスギカズラ科やらヒガンバナ科やらヒヤシンス科やらリュウゼツラン科やらイヌサフラン科やらスズラン科やら…(笑)に分かれてしまい、オジサンには難儀な時代になったものです…

2014年6月28日に横浜市栄区で撮影しました。








0 件のコメント:

コメントを投稿