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2015年1月22日木曜日

1月18日 寺社と古木・名木  御霊神社のタブノキ

御霊神社は、鎌倉の大仏で有名な長谷寺から歩いて20分位の場所にある神社です。
平安時代後期のお寺と言われ、学業成就・必勝祈願・眼病治癒などに霊験あらたかとの話。賑やかな江ノ電・長谷駅のそばですが、静かな落ち着いた良い神社です。すぐ前を江ノ電が通り過ぎる素晴らしいシチュエーションで、鉄道ファンにもたまりません(笑)。近くにある「力餅家」さんも渋いです。









境内にある、大きな樹が樹高20m、樹齢400年とも言われるタブノキです。

タブノキ
Machilus thunberugii
クスノキ科タブノキ属の常緑高木
分布:日本(東北~沖縄)
別名:イヌグス、ヤマグス、タマグスなど

ツルッとした樹皮と、ツヤツヤとした葉、広々とした樹幹など、まさに「The常緑広葉樹」の趣のある、神奈川県名木100選のひとつです。
常緑広葉樹の下はなんとなく薄暗い印象があるのですが、南向きの御霊神社の素晴らしいシチュエーションのせいか、比較的に高い位置で枝分かれする樹形のせいか、不思議と開放感のある空間を作ってくれています。
八丈島で有名な黄八丈の色のうち「鳶色」はこの木の樹皮で染められるとのこと。
また、横浜にもゆかりの深い樹種で、横浜開港資料館の中庭にあり、ペリー来航時の記録画にも描かれている「玉楠」はタブノキです。こいつは今でもとても元気です。
さらに横浜開港記念Y150のキャラクターだった、「たねまる」も、タブノキの精という設定だったそうです(笑)




















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