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2015年2月5日木曜日

2月1日 オオイヌノフグリ

早春に咲く、道端の野草の中でもひときわ早く開花するのがこの花です。

オオイヌノフグリ
Veronica persica
オオバコ科クワガタソウ属の越年草原産:ヨーロッパ
別名:星の瞳、瑠璃唐草、天人唐草、クワガタソウ など





 ママコノシリヌグイ、ヘクソカズラと並んで、気の毒な植物名三傑。こんなに可憐なのに「大きな犬のキ〇タマ」とは…。
 これは、日本原産のイヌノフグリの実が「犬のキ〇タマ」に似ていて、当種はイヌノフグリより全体が大型なのでつけられた名前。当種の実は「犬のキ〇タマ」には似ていないそうです。ああ、連呼してしまった(笑)
 しかし、「星の瞳」というのも如何なものでしょうか?当種は春の陽射しの中で咲く、一日花なのですから…

 夏を休眠して過ごす種子から、秋に発芽し、厳しい冬の中でじわじわと成長して、年が明けると南側の陽だまりの道端などで真っ先に花を咲かせるオオイヌノフグリ。
 どこにでもある雑草ですが、私にとって、「春の空の落し物」の様なこの花は、春の訪れを真っ先に告げてくれる大切な友達です。



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