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2015年7月17日金曜日

7月11日 不定芽

樹木には、ストレスがかかると、幹のあちこちから枝(不定芽)を生じるものと、生じないものとがあります。

マツなどは全く不定芽が生じませんが、サクラやクスノキなど、身近な樹木の多くのものが不定芽を生じます。この性質を利用したのが萌芽更新。萌芽更新とは、里山(薪炭林)で行われる更新の方法です。ナラやサクラなど不定芽を生じる性質の強い樹が植えられた里山は、樹が育つと炭などに利用するために伐採が行われます。伐採された樹は、切り株から不定芽を生じて、それが10年から20年程度で次の炭の材料になるまで育つのです。実に理にかなった自然に優しい林地の利用ですね。

今回はコナラの不定芽をアップします。この樹は、今年春の萌芽後にバッサリ切られたのですが、すでに不定芽が沢山芽吹いていました。






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