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2015年8月19日水曜日

8月15日 シンテッポウユリ

九州南部や沖縄などに自生するテッポウユリと、台湾に自生するタカサゴユリを交配させてできた園芸種がシンテッポウユリです。

シンテッポウユリ
Lilium x formolongo
ユリ科ユリ属の多年草
原産地:各地に帰化

容易に種子をつけ、しかもそれが発芽しやすく、発芽すると一年で開花に至るために、法面や空き地などで帰化が増えています。
もともとは、お墓などにお供えされた切り花が実を結び、それが散布されて帰化が増加したとも言われており、大規模な霊園などの周辺に多いという説も。確かに、私の住んでいる栄区は、横浜霊園や鎌倉霊園などがすぐ近くにあります…。
交配種であるシンテッポウユリからできた雑種第二世代以降の帰化と思われ、花弁に薄茶色や薄緑の筋が入ったり、葉の太さが違ったりと、様々な変異が見られます。

しかし、ここ数年で、ムカゴで増えるオニユリと、種子で増えるシンテッポウユリは随分と個体数を増やしています。綺麗ではありますが、困った事でもあり、複雑ですね。

















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