ヒガンバナの仲間です。自信はありませんがショウキズイセンだと思います。
通常の赤いヒガンバナと、このショウキズイセンの交配種がシロバナマンジュシャゲといわれています。
赤と黄色の掛け合わせで、なぜ白い花になるのか不思議ですね。
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2017年9月30日土曜日
2017年9月28日木曜日
9月16日 アレチウリ
ウリ科アレチウリ属の一年生つる性草本です。
北アメリカ原産で、日本では本州以西に広く帰化しています。
非常に侵略的な植物で特定外来生物に指定されるほどです。
雌雄異花で、実には鋭い棘があり、厄介です。
撮影の時は花盛りでしたが、キイロスズメバチやオオスズメバチが好むらしく、しきりと訪花していました。こいつらも攻撃的なハチなので注意が必要ですね。
北アメリカ原産で、日本では本州以西に広く帰化しています。
非常に侵略的な植物で特定外来生物に指定されるほどです。
雌雄異花で、実には鋭い棘があり、厄介です。
撮影の時は花盛りでしたが、キイロスズメバチやオオスズメバチが好むらしく、しきりと訪花していました。こいつらも攻撃的なハチなので注意が必要ですね。
クズと混じって育っています。これは雌花
雌花とキイロスズメバチ
雄花とオオスズメバチ
2017年9月26日火曜日
9月16日 ノブドウ
9月23日と24日は取材ができないため、16日および18日の取材分をしばらく引っ張るのでご容赦ください。
さて、ノブドウです。
ブドウ科ノブドウ属の落葉つる性木本で、日本全土に分布します。都会の空き地などにも見られ、目立たないものの意外に身近な植物です。
綺麗な実は毒は無いようですが、残念ながら美味しくないようで、食用には向きません。
花の感じは遠くから見るとヤブガラシにも似ていますね。
さて、ノブドウです。
ブドウ科ノブドウ属の落葉つる性木本で、日本全土に分布します。都会の空き地などにも見られ、目立たないものの意外に身近な植物です。
綺麗な実は毒は無いようですが、残念ながら美味しくないようで、食用には向きません。
花の感じは遠くから見るとヤブガラシにも似ていますね。
2017年9月24日日曜日
9月16日 アレチヌスビトハギ(ひっつき虫)
先日アップした在来種はヌスビトハギでした。
今回は帰化植物のアレチヌスビトハギです。北アメリカ原産のマメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ヌスビトハギより大柄で強健なため、都会の空き地など人的攪乱が行われた荒地のような場所にも侵入し、分布を広げています。
いわゆる「ひっつき虫」である鞘もヌスビトハギよりずっと長さがあります。
花も大きく、よく見れば美しいものです。
今回は帰化植物のアレチヌスビトハギです。北アメリカ原産のマメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ヌスビトハギより大柄で強健なため、都会の空き地など人的攪乱が行われた荒地のような場所にも侵入し、分布を広げています。
いわゆる「ひっつき虫」である鞘もヌスビトハギよりずっと長さがあります。
花も大きく、よく見れば美しいものです。
2017年9月23日土曜日
2017年9月22日金曜日
9月16日 ヤナギタデ
マタデやホンタデとも言われ、刺身のつまにする芽タデや、鮎の塩焼きにつけるタデ酢は本種の栽培品種を利用したものです。
タデ科タデ属の一年草で、今回撮ったものはずいぶん華奢な株です。
名前の由来は、細長い葉をヤナギの葉に例えたものです。純白から時に薄い桃色になる花は清楚な美しさにあふれています。
タデ科タデ属の一年草で、今回撮ったものはずいぶん華奢な株です。
名前の由来は、細長い葉をヤナギの葉に例えたものです。純白から時に薄い桃色になる花は清楚な美しさにあふれています。
2017年9月20日水曜日
9月16日 栄区秋色
9月に入ったとたんに秋めいてきました。
自宅そばで発見した秋をアップします。
自宅そばで発見した秋をアップします。
ヤブマオ?カラムシ?の葉の上に、秋の七草にも数えられているクズの花が散っていました。クズの花はあちこちで甘い匂いを振りまいています。
ヒガンバナをバックに、エノコログサとムラサキエノコロが揺れていました。栄区では、このほかにもキンエノコロが見うけられます。
上の2枚は、ソメイヨシノの落葉です。自宅そばの落葉広葉樹の中でも、毎年一番最初に葉を散らします。
この写真は18日撮影です。ハイキング道に落ちた紅葉。ネズミモチでしょうか。
2017年9月19日火曜日
9月16日 ヤブツルアズキ
マメ科ササゲ属の一年草
アズキの原種といわれており、ずっと細い鞘をつけます。
花は変わった作りで、同じような花を咲かせるマメ科植物にノアズキがありますが、今回のものは葉の形や大きさ、花序の付き方からヤブツルアズキと思われます。もしかしたら、近くにノアズキもあるかもしれないので探してみます。
2017年9月18日月曜日
9月16日 ヒガンバナ(赤と白)
この時期に欠かせない花といえばヒガンバナ(彼岸花)です。
非常に古い時代にユーラシア大陸から渡来したといわれており、帰化植物と考える必要もないと思います。
ヒガンバナ科(ユリ科)ヒガンバナ属の球根植物で、全草有毒。
特に鱗茎に有毒成分に多く含まれ、口にすると危険です。
基本種は赤ですが、近い仲間のショウキズイセンとの交配種といわれる白花もあり、こちらは通常はシロバナマンジュシャゲと呼ばれます。
非常に古い時代にユーラシア大陸から渡来したといわれており、帰化植物と考える必要もないと思います。
ヒガンバナ科(ユリ科)ヒガンバナ属の球根植物で、全草有毒。
特に鱗茎に有毒成分に多く含まれ、口にすると危険です。
基本種は赤ですが、近い仲間のショウキズイセンとの交配種といわれる白花もあり、こちらは通常はシロバナマンジュシャゲと呼ばれます。
2017年9月17日日曜日
9月9日 花と虫たち
キバナコスモスとイチモンジセセリです。
キバナコスモスはいわゆるピンク色のコスモス(秋桜)とは別種で交雑しません。丈夫でこの株も自然と種子繁殖を繰り返しているものかもしれません。
セセリチョウの類は一部を除いて地味で、多くの人は蛾と思っているかもしれません。近づいてみるとクリっとした目が可愛らしい、れっきとしたチョウの仲間です。
キバナコスモスはいわゆるピンク色のコスモス(秋桜)とは別種で交雑しません。丈夫でこの株も自然と種子繁殖を繰り返しているものかもしれません。
セセリチョウの類は一部を除いて地味で、多くの人は蛾と思っているかもしれません。近づいてみるとクリっとした目が可愛らしい、れっきとしたチョウの仲間です。
2017年9月16日土曜日
9月9日 ベニバナボロギク?
キク科であることは間違いありません。
ボロギクの仲間だと思うのですが…。
ベニバナボロギクかどうか、全く自信がありません…。
ベニバナボロギクだとすると、アフリカ原産です。私の持っている図鑑では、「台湾では若芽を食用にする」とあります。たしかに、柔らかくて食べられそうな葉っぱです。
ボロギクの仲間だと思うのですが…。
ベニバナボロギクかどうか、全く自信がありません…。
ベニバナボロギクだとすると、アフリカ原産です。私の持っている図鑑では、「台湾では若芽を食用にする」とあります。たしかに、柔らかくて食べられそうな葉っぱです。
2017年9月14日木曜日
9月9日 ホトトギス
ユリ科ホトトギス属の多年草
東アジアに19種が知られており、そのうちの13種は日本にもあり、さらにその中の10種は日本の固有種です。
「生物の多様性はその仲間が発生した地域でもっとも豊かである」ともいわれており、ホトトギスの仲間の起源は日本が始まりなのかもしれませんね。
独特の造形をもつ渋い花を8月~10月頃にかけて咲かせます。やや日陰で湿った林縁のような場所や明るい林床を好むようです。
園芸的にも様々な品種があり、丈夫で栽培しやすいものも多く、茶花にも使われます。
東アジアに19種が知られており、そのうちの13種は日本にもあり、さらにその中の10種は日本の固有種です。
「生物の多様性はその仲間が発生した地域でもっとも豊かである」ともいわれており、ホトトギスの仲間の起源は日本が始まりなのかもしれませんね。
独特の造形をもつ渋い花を8月~10月頃にかけて咲かせます。やや日陰で湿った林縁のような場所や明るい林床を好むようです。
園芸的にも様々な品種があり、丈夫で栽培しやすいものも多く、茶花にも使われます。
2017年9月12日火曜日
2017年9月10日日曜日
9月2日 ヌルデの虫コブ
ヌルデの葉が赤く肥厚・変形していました。
これは花でも実でもなく、ヌルデシロアブラムシによって葉が変形してできる「ヌルデノミミフシ」という虫コブなのです。でも、もしかしたらハナフシアブラムシが作る「ヌルデハサンゴフシ」かヤノハナフシアブラムシが作る「ヌルデハベニサンゴフシ」かもしれません。混乱しますね…(笑)
いずれにしても(笑)、この中にはアブラムシが暮らしていて、10月くらいには越冬のために有翅型が出てくるのです。
ちなみに「ヌルデノミミフシ」であれば、タンニンを多く含むため、五倍子としてインクの材料や「おはぐろ」にも利用されていました。
これは花でも実でもなく、ヌルデシロアブラムシによって葉が変形してできる「ヌルデノミミフシ」という虫コブなのです。でも、もしかしたらハナフシアブラムシが作る「ヌルデハサンゴフシ」かヤノハナフシアブラムシが作る「ヌルデハベニサンゴフシ」かもしれません。混乱しますね…(笑)
いずれにしても(笑)、この中にはアブラムシが暮らしていて、10月くらいには越冬のために有翅型が出てくるのです。
ちなみに「ヌルデノミミフシ」であれば、タンニンを多く含むため、五倍子としてインクの材料や「おはぐろ」にも利用されていました。
2017年9月9日土曜日
9月2日 ツツナガヤイトバナ?
ヘクソカズラには、ハマサオトメカズラとかツツナガヤイトバナとかの変異があるということは以前アップしました。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2016/08/819_27.html
今回のものは、花の筒状部分が長く、葉も長めなのでツツナガヤイトバナではないかと思われます。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2016/08/819_27.html
今回のものは、花の筒状部分が長く、葉も長めなのでツツナガヤイトバナではないかと思われます。
2017年9月8日金曜日
2017年9月7日木曜日
9月2日 ヌスビトハギ
マメ科ヌスビトハギ属の多年草
日本全土に自生します。
マメ科にも多く見られる、「ひっつき虫」の一つです。種子が入る鞘には、小さなかぎ爪状の毛が生えていて、これが衣服に「ひっつき」ます。自然のマジックテープですね!
最近、町中の空き地ではより花が大きい帰化植物のアレチヌスビトハギが増えています。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2016/09/828.html
日本全土に自生します。
マメ科にも多く見られる、「ひっつき虫」の一つです。種子が入る鞘には、小さなかぎ爪状の毛が生えていて、これが衣服に「ひっつき」ます。自然のマジックテープですね!
最近、町中の空き地ではより花が大きい帰化植物のアレチヌスビトハギが増えています。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2016/09/828.html
キンミズヒキに混じって生えています
近づけば確かにマメ科の花
これが「ひっつき虫」
2017年9月6日水曜日
9月2日 キンミズヒキ
バラ科キンミズヒキ属の多年草
日本全国に自生します。
この時期に黄色い花穂をなびかせて咲くのですが、タデ科のミズヒキとは縁もゆかりもない植物です。花をクローズアップしてみると、一つ一つは確かにバラ科の特徴を備えています。また、花の終わった後の造形もなかなかに面白いということが分りました。
日本全国に自生します。
この時期に黄色い花穂をなびかせて咲くのですが、タデ科のミズヒキとは縁もゆかりもない植物です。花をクローズアップしてみると、一つ一つは確かにバラ科の特徴を備えています。また、花の終わった後の造形もなかなかに面白いということが分りました。
こちらは元祖のミズヒキです
2017年9月5日火曜日
9月2日 花と虫たち
9月に入ったら急に秋めいてきました。
8月はずっと天気が悪くて、9月2日も午前中は雨。しかし、午後からはにわかに晴れ上がり、風も爽やかで一気に秋本番という風情でした。
この時期満開なのがヤブガラシの花。薄い緑やピンク、オレンジなど様々な花を咲かせます。困った雑草ではあるものの、花は意外に綺麗です。そして、昆虫たちはこの花が大好き。普段は忙しく飛び回って写真が撮りづらいアゲハの仲間や、おっかないスズメバチもこの時は近づきやすくなります。
8月はずっと天気が悪くて、9月2日も午前中は雨。しかし、午後からはにわかに晴れ上がり、風も爽やかで一気に秋本番という風情でした。
この時期満開なのがヤブガラシの花。薄い緑やピンク、オレンジなど様々な花を咲かせます。困った雑草ではあるものの、花は意外に綺麗です。そして、昆虫たちはこの花が大好き。普段は忙しく飛び回って写真が撮りづらいアゲハの仲間や、おっかないスズメバチもこの時は近づきやすくなります。
クロアゲハ
クロアゲハの求愛行動
怖いスズメバチも穏やかに顔そうじ
イチモンジセセリ(花はヤブガラシではありません)
2017年9月4日月曜日
9月2日 ゲンノショウコ
またまたゲンノショウコの登場です。
以前、関東では白花が、関西では赤花が多いと書きました。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2017/08/85.html
でも、関東でも個体数は少ないものの、赤い花に出会うこともあります。
今回は一株だけ赤い花が咲いていました。まわりは皆、白花なのに不思議です。
以前、関東では白花が、関西では赤花が多いと書きました。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2017/08/85.html
でも、関東でも個体数は少ないものの、赤い花に出会うこともあります。
今回は一株だけ赤い花が咲いていました。まわりは皆、白花なのに不思議です。