ページ

2018年5月29日火曜日

5月19日 オニシバリ

いきなり言い訳で申し訳ありませんが…。
最近、土日に用があることが多く、撮影が出来なかったり、撮影できてもアップが出来なかったりしています。
アップまで少々時間がかかったり、日にちが前後したりしますが、ご容赦下さいませ。
7月になれば落ち着くと思いますので。

さて、オニシバリです。
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の低木ですが、7月から9月にかけて落葉して、秋に新葉を展開するという珍しいタイプです。
以前、花はアップしましたが、ちょうど今頃は栄区のハイキングコースの脇で、真っ赤な実をつけていて目立ちます。
食べられそうですが、どうやら毒があるようなのでご注意ください。






2018年5月26日土曜日

5月13日 台北編 様々な木々

様々な木々を並べてみました。
種類は分からないのですが、日本(関東)では見かけない木ばかりです。


台北の町中で見かけた街路樹についていた実。食べられるのでしょうか?



これも街路樹でした。長さが50センチほどある大きな葉をつけていました。



ガジュマルの仲間でしょうか?気根を生じる木が多いようです。



木に着生する大きなシダも多く見られます。



河原では、ダチュラの仲間がごく普通に生育していました。



気根の先が赤く染まるものもありました。

2018年5月24日木曜日

5月13日 台北編 クワズイモ

日本では観葉植物として使われることもあるクワズイモ。
サトイモ科の多年草です。

サトイモ科とはいっても、芋らしい芋はできず、毒もあるので食べてはいけません。
私は日本で花が咲いているのを見たことがないのですが、台北動物園の自然遊歩道のわきでは当たり前のようにサトイモ科独特の仏炎苞と肉穂花序からなる花を咲かせていました。


2018年5月22日火曜日

5月13日 台北編 セントオーガスチングラス

半年ぶりに台北に行ってきましたので、植物関連のご報告を。
台北は気候区分的には亜熱帯です。
そんな台北で公園などで多く見かけるのがセントオーガスチングラス。

日本でも関東ではギリギリ越冬する暖地型の芝草です。
非常に強健なランナー(地上茎)をもち、旺盛に広がります。
葉はかなり粗目で繊細ではありませんが、耐陰性もそこそこあり、公園などでは使いやすいと思います。






2018年5月20日日曜日

5月6日 ハマヒルガオ

ハマヒルガオは5月の湘南の風物詩です。
ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。

湘南に限らず、海岸沿いの個体数は増えているような気がします。
典型的な海浜植物で、ランナー(地上匍匐茎)で砂地を覆う匍匐型の植物です。

今回は、サイクリングの途中でスマホで撮った写真なので1枚だけです(笑)





2018年5月19日土曜日

5月5日 スイカズラ

スイカズラ科スイカズラ属の日本原産の常緑つる性植物です。

5月から6月にかけて咲く花を非常に甘い香りで、花をとって蜜を吸うと甘いために「吸い葛」の名前がついたとされています。純白で咲き始めた花は成熟すると濃いクリーム色になります。

園芸的にはロニセラの名前でさまざまな近縁種が販売されています。






2018年5月17日木曜日

5月5日 オカタツナミソウ

シソ科タツナミソウ属の多年草です。
最初は普通のタツナミソウかと思いましたが、全体の草姿や、葉・花の感じを見ると、オカタツナミソウである可能性が高そうです。
栄区のハイキングコース周辺では以前より分布を広げているような気がします。






2018年5月15日火曜日

5月5日 ハコネウツギ

スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。
横浜では林の縁などに普通に見られる日本原産種ですが、何となく園芸種のような雰囲気を持っていますね。
純白で開花した花が濃いピンクへと色を変化させるのが特徴です。
ちなみに、箱根にはわずかしか自生していないそうです(笑)






2018年5月13日日曜日

5月5日 ヤマボウシ

ミズキ科ミズキ属の日本原産落葉高木です。

北米原産のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)より1か月以上開花期が遅く、花は純白です。
9月頃に赤く熟す実は、ハナミズキとは全く異なる2センチくらいの球形で、マンゴーのような甘さがあり美味しく食べられるそうです。何となく食べたくないような形なので私は挑戦したことがありませんが…。果実酒にしても最高らしいです。




2018年5月12日土曜日

5月5日 ニワゼキショウ

北米原産・アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草です。

定期的に刈込が行われるような草地(芝地)などに、ラン科のネジバナ(モジズリ)などと一緒に生育します。
白色(薄い青)のタイプと、濃いピンク(紫)のタイプが入り混じって生えていることが多く、遺伝的変異に富んでいるのでしょうか?
同じアヤメ科のエヒメアヤメを佐賀県の自生地で見た時も、狭い範囲に様々なタイプが入り混じって咲いていて驚いたことを思い出します。




2018年5月10日木曜日

5月5日 ノイバラ

代表的な日本の野性バラです。

横浜市栄区にはそこかしこに生育していて、この時期は花盛りです。
昆虫の写真を撮ろうと、藪に入っていったりすると、ノイバラの棘で痛い思いをすることもあります。
基本的には白い花ですが、今回は薄いピンクの花を咲かす株を見つけました。調べてみると、そう珍しいことでもないようです。
ノイバラや同じく日本原産のテリハノイバラは、バラ園芸種の房咲系の親として大きな役割を果たしたそうです。






2018年5月8日火曜日

5月5日 色々な木の実

木の実の季節は秋という感じですが、実は5月から6月にかけて熟す実も沢山あります。
今回はクイズですので、皆さん挑戦してみてください。答えはこのページのずっと下の方に書いておきます(笑)

①これは簡単ですね。


②これも分かりやすいかな。


③だんだん難しく…。


④花が終わったばかりで難問…。

















①サクラ(恐らくオオシマザクラ)
②クワ
③ロウバイ
④コウゾ

2018年5月6日日曜日

4月28日 ヒメジョオン

キク科ムカシヨモギ属の一年草です。

もともとは北米原産で江戸時代に観賞用として導入されたものが帰化したようです。
似た草にハルジオンがありますが、こちらも北米原産で1920年台に持ち込まれたようです。今では、どちらも堂々の要注意外来種です(笑)

さて、ヒメジョオンは姫女苑なのでヒメジオンではありません。ハルジオンは春紫苑なのでハルジョオンではありません。ややこしいですね(笑)

ヒメジョオンは茎が中空ではなく、蕾が下を向かないこと、根生葉があまり生じないこと、花が小さめなことなどで、ハルジオンと見分けることができます。

今回の株は蕾が濃いピンクで美しく、観賞用として輸入したくなる気持ちも理解できないではありません(笑)




2018年5月4日金曜日

4月28日 ムラサキツメクサ(アカクローバー)

マメ科シャジクソウ属の短年草

少し前にアップしたシロツメクサ(シロクローバー)は多年草ですが、こちらは短年草というあまり聞きなれない生活環です。
基本的な性質は多年草だと思いますが、同一個体は嫌地現象の影響を受けるらしく、長持ちしません。
シロクローバーと同様に牧草用として種子が広く販売されています。
通常個体は濃いめのピンク色という感じですが、今回は非常に花色の濃い個体もありました。








2018年5月2日水曜日

4月28日 マムシグサ

サトイモ科テンナンショウ属の多年草

普通種だと思いますが、横浜市栄区ではウラシマソウほど個体数は多くありません。
明るく乾き気味のところが好きなようで、日陰ぎみで湿ったところが好きな薄気味悪い(笑)ウラシマソウとは対照的にすっきりとした印象です。
仏炎苞(ラッパ状の部分)は、緑色のタイプと茶色いタイプがありますが、栄区では緑色のタイプしか見たことがありません。






2018年5月1日火曜日

4月28日 ミズキ

たびたび登場のミズキ科ミズキ属の落葉高木です。

展葉も大変に美しく見ごたえがありますが、この時期に咲く白い花も清楚で良いものです。
谷沿いなど水気の多いところが好きで、扇状に枝を広げて真っ白い花を咲かせるため、非常に目立ちます。
今年は、全ての春の花が10日位早く開花している気がしますが、ミズキも本来はもう少し遅い開花だと思います。