通常私たちが園芸的にキクと呼んでいるのはイエギクで、中国で1500年ほど前に、チョウセンノギクとハイシマカンギクの交配種から作られたといわれています。
Chrisanthemum X morifolium
イエギクは多種多様な品種があり、バラやカーネーションと並んで世界三大切り花の一つでもあります。
日本でも江戸時代には「菊合わせ」と呼ばれるイエギクのコンテストが開催されていたようで、今でも秋になるとあちこちで菊花展が開催されます。
また、東北では「もってのほか」「おもいのまま」などという食用菊の花弁を酢の物などにして食べます。私たちの生活に強く結びついた花ですね。
写真は2012年11月18日に横浜市栄区で撮ったものです。家の周りをブラブラしただけで、これだけの品種が撮影できました。
毎年9月9日は重陽の節句・菊の節句
返信削除奇数は陽の数とされ、9が重なることから重陽とよばれ
大変縁起が良いとされ、菊の花を飾って長寿を願ってお祝いしたとされています。
また、宮中の女性たちは前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があったらしいです、なんだか素敵ですよね。
日本では菊って葬儀の花のような扱いだけれど、菊は高貴な花とされていますよね、是非普段使いで飾ってほしいと思います。
菊はパステル調の優しい小輪もふえたから、見直したいですね!
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