今日は5月10日。仕事が立て込んでいて5月25日まで取材活動(植物散歩)が出来そうにありません。
このブログは自分で撮った写真を原則10日以内にアップすることによって、皆様が同じ花の時期を逃さずに屋外で探せるように注意しているのですが、今回は申し訳ありませんが5月5日の取材ネタを5月25日まで引っ張らせてください。
途中、出張先などで取材活動とブログ作成が出来たら、新ネタを突っ込みますのでご容赦を!
さて、今回はハリエンジュ
ハリエンジュ
Robinia pseudoacacia
マメ科ハリエンジュ属の落葉樹
原産地:北米
別名:ニセアカシア、ハゲシバリなど
マメ科の樹木で、根に根粒菌をつけて空中窒素を固定するため、やせ地でも良く生育し、一時期は、法面や崩壊地などで種子施工で植栽されました。また、材は堅く、その昔はスキー板などにも利用されたとか…。でも、今は増えすぎて困っている場所もありますね。
全体に有毒なのですが、花だけは天麩羅にしたり、お酒に漬けたりと利用可能です。また、非常に重要な蜜源植物でもあり、アカシア蜜といわれるのは、大概はこいつの蜜です。この時期に、中央高速道の八ヶ岳付近のパーキングエリアではこいつの花を天麩羅用に販売していることもあります。
通常は白い花なのですが、GWのサイクリング中に横須賀・ヴェルニー公園そばで美しい赤花の個体を見つけて、非常に驚きました。ものすごい美しさ!不思議と三本だけ街路樹として植えられています!
帰ってきてから調べてみると「カスケード ルージュ」というれっきとした園芸品種があるのですね!しかし、名前まで美しい!
白花は5月5日、赤花は5月6日の撮影です。