体細胞数はnのものが多く、2nや4nなどの倍数体が多い通常の植物とは根本的に異なります。根のように見えるのは仮根で、水分や養分の吸収は行わず、植物体を固定する機能しか持ちません。
生殖は卵子と精子が受精して、体細胞数が2nの胞子体が形成されます。その後減数分裂によって体細胞数がnの胞子が作られて放出され、これが配偶体と呼ばれるコケになるのです。
何故、受精した段階でわざわざ減数分裂を行って体細胞数をnに戻すのかが良く理解できません。通常の植物や動物では、減数分裂は卵子や精子が作られる過程で行われ、受精してから成体までは体細胞数は2nや4nの倍数体ですから…
さて、「転石苔むさず」という諺は、「一つのことを長くやらないと成果が出ない」という意味ですが、英語では A rolling stone gathers no moss. となります。イギリスでは日本と同じ意味で使われますが、面白いことにアメリカでは「活動を続けている人は古びない」という意味で使われるようです。
このブログは「転石苔むさず」方式で頑張りたいと思います(笑)
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