新・植物歳時記 ~Nature and plants in Kanagawa~
日本家庭園芸普及協会の広報委員(神奈川県在住)が、神奈川県の自然と植物の話題を提供します。
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2016年11月27日日曜日
11月20日 キノコの仲間
久しぶりに変わった形のツチグリを見ることができました。幼菌の時は食べられるようですが、あまり食欲がわくキノコではありませんね。
赤いキノコは、木材腐朽菌の一種でしょうか?全く種類が判りませんが、綺麗だったので写真だけアップします(笑)
キノコとシダ類は見分けが難しくて、専門図鑑も持っていないので、一向に知識が増えません(笑)
ツチグリ
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2016年11月26日土曜日
11月20日 サザンカ
冬になると目立つのがツバキの仲間(
Camellia
.spp)です。
ツバキやチャノキ(茶)、サザンカなどが代表格ですね。
横浜市や鎌倉市では、サザンカが花の盛りです。ツバキとの見分け方は、ツバキが花が丸ごとポトリと落ちるのに対して、サザンカは花びらを散らすこと。
また、多くの場合、サザンカの方が早く咲きます。
花が少ない真冬には、その彩りはとても嬉しいものですね。
この写真のみ11月23日撮影です
2016年11月25日金曜日
11月25日 霜に凍える
関東大雪の11月24日の翌朝
植物たちは霜に覆われて凍えていました。
いよいよ本格的な冬の到来。
霜や氷の写真が楽しみな季節がやってきました。
11月20日 狂い咲き
狂い咲きなどと書くとあまり印象が良くないのですが…
今年の秋はまれに見る天候不順。曇天や低温が続いたかと思うと一転して高温に。その後は突然真冬の様な寒さ…。
野菜も高騰し、台所のマイクロ経済を直撃しましたね(笑)
このような気候だと植物たちも調子が狂うらしく、本来は春咲のツツジやタツナミソウが開花していました。この他にもホトケノザなど春の使者のような花も咲いていて、周辺の紅葉とミスマッチで、こちらまで調子が狂います(笑)
2016年11月24日木曜日
11月20日 ノハラアザミ
秋に咲くアザミの代表格です。
ノハラアザミは、春に咲くノアザミとそっくりなのですが、開花期が秋なので間違うことはありませんね。
トゲトゲの葉がもの凄くて、知らずに近寄ると痛い目にあいます(笑)
花はいかにもアザミらしい美しい花で、タテハチョウの仲間などが吸蜜に訪れることも多いですね。
2016年11月23日水曜日
11月20日 林床の実
秋にハイキングコースを散策するときには、道や紅葉ばかり見ないで、たまには立ち止まって林床に目を凝らしてみましょう。
小さな草木の美しい実を見つけることが出来るかもしれません。今回は小さな樹木・ヤブコウジの赤い実を見つけることができました。
11月20日 紅葉色々
紅葉は実にさまざまに楽しませてくれます。
眺めるのはもちろん、一面の絨緞で遊んだり、光に透かしてみたり…。
この時期だけの紅葉を楽しみ尽くしましょう!
2016年11月22日火曜日
11月20日 オキナワスズメウリ
この植物も最近よく見かけるようになったものの一つです。
ウズラの卵位の、小さな赤い実が可愛らしいオキナワスズメウリ。
通称はスズメウリと呼ばれますが、本当のスズメウリは別の植物の様ですね。
日本では沖縄より南(西)で自生が見られるようです。
実は真っ赤な地色に白い筋が入る実に可愛らしいものですが、毒があるので絶対に食べてはいけません。
2016年11月21日月曜日
11月20日 ツワブキ
真冬になると、サザンカなど一部の花木を除いて、開花する花が少なくなります。
そんななか、元気に花を咲かせているのがツワブキ。
もともと、日本の海岸沿いなどに自生しているキク科の多年草です。
日陰にも強く、斑入りの葉が美しい品種もあり、庭の植栽にも良く利用されます。
今回の写真は石組みに咲いているのは鎌倉建長寺近くで撮ったものでおそらく自生しているものです。
花のアップは北鎌倉駅そばのお宅で撮ったもので、植栽されたもののようです。
2016年11月20日日曜日
11月12日 紅葉色々
前回に続いて、今回は寄りの写真を。
寄りの写真は逆光で撮ると、透過光が美しく素敵です。ピントや露出がやや難しくなる場合もあるので、設定を変えて何枚か撮ると良いと思います。
(笑)
2016年11月19日土曜日
11月12日 紅葉色々
紅葉を写真にするときには引いて風景的に撮る場合と、寄って一枚の造形や色彩を映しこむ場合とあります。
今回は風景的な例を挙げておきます。
カメラのモニターいっぱいに紅葉を入れると、ホワイトバランスがオートでは上手くいかないこともあるので注意が必要です。
2016年11月18日金曜日
11月12日 コウテイダリア
コウテイダリアは「皇帝ダリア」
学名もそのままの
Dahlia imperialis
です(笑)
極端に短日開花性が強く、横浜ではGW頃からずっと成長し続け、草丈が3~4mになるこの時期にやっと花を咲かせます。
どうしても上を見上げて撮影するため、青空バックや屋根と一緒などの類型的な写真になります(笑)
最近ではコンパクトな早咲きタイプや八重など育種が進んできました。
2016年11月17日木曜日
11月12日 フウセンカズラ
フウセンカズラも緑のカーテンで利用されることが多く、目にする機会が増えた植物のひとつです。
淡緑色で涼しげな葉は、緑陰を作り出す植物としてピッタリです。
花は白くて見栄えがしませんが、フウセンの様なその実も日に透けて美しいものです。
また、種子も変わっていて、茶色い表皮にハート形の白い部分があり、見方によっては猿の顔のようにも見えます。
2016年11月16日水曜日
11月12日 パッションフルーツ
トケイソウの仲間で別名(正式和名)はクダモノトケイソウ。
トケイソウと同じ、独特の形の花を咲かせます。
最近では、緑のカーテンともしても利用されるために目にすることが多くなりました。
系統によっては横浜でも越冬するのでしょうか?今回の株は露地栽培で沢山の実をつけていました。
寒くなってきたので、実が熟すまで地上部が元気なのかは微妙な気がします。
2016年11月15日火曜日
11月12日 セイタカアワダチソウ
セイタカアワダチソウは悪名高い帰化植物ですね。
確かに、河原や荒れ地にはびこって従来の植物を被圧するという面ではあまり歓迎される植物ではありません。
アレロパシーによって他の植物の侵入を抑制し群落を形成しますが、いずれはそのアレロパシー物質によって、自己も衰退すると言われています。
また、花粉症の原因植物と言われるのはどうやら濡れ衣です。昆虫の力によって受粉する虫媒花なので、花粉が風で大量に飛散するとは考えづらいからです。
そう考えてみると、意外と美しくて可愛い花かもしれません。ソリダゴという名前で近縁の植物も販売されています。
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