2018年4月30日月曜日

4月28日 アオイスミレ?

スミレの仲間は、似たものが多く同定が難しいです。
今回のものは、葉や花の形から見るとアオイスミレではないかと思いますが…。
「山地の湿り気の多いところに生える多年草」と、私が所有している図鑑には書いてあります。やはり、横浜市栄区は山地なのですね(笑)


4月15日 ムラサキカタバミ

これも南米原産で帰化した多年草です。
ムラサキカタバミ
カタバミ科カタバミ属

江戸時代に観賞用として導入されたものが帰化したといわれています。
草丈も低く、花も美しいのでさほど問題視されませんが、環境省によって指定されるれっきとした要注意外来生物です(笑)




2018年4月29日日曜日

4月15日 クレマチス(シロバナハンショウヅル?)

シロバナハンショウヅルは日本に自生のあるクレマチスの仲間です。
学名はClematis williamisii です。
今回のものは、ご近所様の塀に絡んでいました。最初はクレマチスの冬咲系(ユンナネンシスなど)かと思いましたが、時期が遅いし花も葉も優しい感じなので、家で調べてみるとシロバナハンショウヅルの可能性が高いということが分りました。

カザグルマやセンニンソウ、ボタンヅルなど他にも日本原産クレマチス(キンポウゲ科クレマチス属)は存在しており、意外に身近な存在です。













2018年4月28日土曜日

4月15日 アメリカフウロ

北アメリカ原産フウロソウ科フウロソウ属の多年草です。

最近は横浜でも個体数を増やしている気がします。
日本では煎じて胃腸薬に利用するゲンノショウコが同じフウロソウ科フウロソウ属の仲間です。

ちなみに学名は Geranium carolinianum (ゼラニウム カロライニアナム)です。カロライナ州に多く見られるのでしょうか?




2018年4月27日金曜日

4月15日 シロツメクサ(ホワイトクローバー)

道端の雑草としてすっかりお馴染みです。
シロツメクサ(ホワイトクローバー)
Trifolium repens
マメ科シャジクソウ属の多年草

牧草としても良く利用され、種子も販売されています。
もともとは、江戸時代にオランダから輸入されたガラス製品の緩衝材に干し草として詰められていたのが、詰め草(ツメクサ)の名前の由来のようです。

通常は、1本の軸から3枚の葉を展開しますが、4枚のものは「四つ葉のクローバー」と言われる幸運の証ですね。でも、四つ葉のクローバーは意外に多く見つかるし、5枚や6枚、7枚のものも見つけたことがあります(笑)

子供の頃、原っぱでこの花で花冠を作った思い出がある方も多いのではないでしょうか?




2018年4月26日木曜日

4月15日 ツルニチニチソウ

草姿だけ見ると、花壇に植えられる園芸種のビンカ(ニチニチソウ)と同じ仲間とは思えませんが、よく見ると花は少々似ていますね。

ツルニチニチソウの学名はVinca major ですが、花も葉も小柄なヒメツルニチニチソウの学名は Vinca minor とそっくりです。




2018年4月23日月曜日

4月14日 シラン

日本、中国、台湾原産のランです。
シラン

明るい乾いた斜面のような場所を好みます。とても丈夫なランで容易に種子繁殖ができるようです。

日本にもこのような美しい(派手?)なランが自生していたとは驚きです。残念ながら、現在みられる自生地は非常に限られているようですね。




2018年4月22日日曜日

4月15日 美しき新芽たち

何回かアップしましたが、まだまだ美しい新芽たち。
今回も写真だけアップしておきます。


アカメガシワ



トサミズキ



ベニカナメモチ



ユリノキ

2018年4月19日木曜日

4月15日 ハナミズキ

北米原産のミズキ科ミズキ属の落葉広葉樹です。

別名のアメリカヤマボウシは、日本原産の同属のヤマボウシに花が似ているから。
生育があまり早くなく、剪定を行わなくても樹形が整い、花だけではなく秋の紅葉も美しく見どころの多い木です。

さまざまな品種があり、白と並んでピンクの花のものが代表的です。








2018年4月18日水曜日

4月15日 モッコウバラ

モッコウバラは、中国原産のバラです。
非常に丈夫で、バラを育てるのが難しいと思っている人でも大丈夫です。うどんこ病にも黒星病にもかからず、ハバチもあまりつかないようです。

黄色と白の花色があり、それぞれに八重と一重があります。












2018年4月17日火曜日

4月14日 シャガ

シャガ
アヤメ科アヤメ属の多年草

中国原産ですが、学名は Iris japonica です、日本のアイリスという意味ですね。

日本に生育しているものは全て3倍体で、クローンで増えるため個体変異がないと言われております。

日陰気味の少し湿った場所が好きな植物です。花はアイリスの仲間特有の造形で、学名通り非常に日本的な花だと思います。








2018年4月16日月曜日

4月15日 ブルーベリーとドウダン

さて、いつもこの時期はフラワー&ガーデンショウが土日にあって、2週間取材ができなくなるので、1回の取材で2週間ほど記事?を引っ張ります。

今年も例年通り、4月14日および15日の取材分を2週間引っ張りますのでご容赦を。

さて、ブルーベリーとドウダンツツジは縁のある植物とは思えませんが、じつは花はそっくりです。

ブルーベリーはツツジ科スノキ属、ドウダンツツジはツツジ科ドウダンツツジ属。どちらもツツジ科で、釣り鐘状の可愛らしい花を咲かせます。


ブルーベリー



ドウダンツツジ

2018年4月14日土曜日

4月8日 ナガミヒナゲシ

地中海沿岸原産のケシ科ケシ属の一年草です。

非常に侵略的な帰化植物で、近年著しく分布を拡大しています。
ネットなどを見ていると気の毒なくらいに目の敵にされています…。

植物自体には全く罪はなく、花もなかなか美しいと思いますが…。

この植物を見ていると、セイタカアワダチソウやオオキンケイギクが、かって「外来種」として叩かれたことを思い出します。

両種とも、一時は非常にはびこったものの、日本の植生の中で一定のポジションを獲得したのか、以前より群落となっておらず、落ち着いている感じがします。

個人的な意見ではありますが、ナガミヒナゲシもいずれは落ち着いて、日本の野の花のひとつになるような気がしてなりません。

ちなみに、阿片の成分は含まれていないのでご安心を!




2018年4月13日金曜日

4月8日 サクラ色々

横浜でもヤエザクラが満開に近くなってきました。
やはり通常の開花期より10日程度早い気がします。

ヤエザクラで最も一般的なのは、濃いピンク色の「カンザン」と、淡いピンク色の「フゲンゾウ」ではないかと思います。
今回の花はカンザンのように思われます。

ちなみに、サクラの花の塩漬けはヤエザクラの開花したばかりの花を利用し、桜餅に使うサクラの葉の塩漬けはオオシマザクラを利用するのが一般的です。








2018年4月12日木曜日

4月8日 フジ

ご存知のフジです。
日本には在来種としてノダフジとヤマフジがあります。前者は本州以西に分布して蔓は上から見て右巻き、後者は本州西部より南に分布して蔓は上から見て左巻きで花序も前者より短いようです。

両種とも園芸種があるようなので、今回の花が種(Species)としてどちらなのかは判然としませんでした。






2018年4月11日水曜日

4月8日 新緑が燃える

4月7日と8日の写真です。
1週間前にはヤマザクラに彩られていた雑木林。
もう、新緑で燃え立つようです。今年は、サクラも新緑も例年より10日程度早いのではないでしょうか。






2018年4月10日火曜日

4月8日 春の光

4月8日は風もなく、絶好の植物撮影日和でした。
さまざまな植物を、春の光とともに写しこんでみました。


アケビ



モミジの花



ツツジ



モミジ(新葉が赤いタイプ)