ポットの土に根がある程度回って、ポットを外した時に土が崩れない頃が植え替え時です。カキナやブロッコリーでは35日～45日くらいが目安です。今回は天候不順もあって、あと10日くらいたってから（種まき後45日）でも良かった感じです。また、すこし過湿気味に管理してしまった気がします。もう少し水やりを控えればよかったかな。
「苗半作」という言葉通り、苗が上手くできれば栽培は半分成功したようなものです。それほど苗作りは重要で難しいということですね。家庭園芸初心者の場合は、苗を買ってきて定植から始めるのもありですね。
種まき後35日では、パクチーとディルの植え替えには早すぎです。こいつらは60日くらいでも大丈夫だと思います。
ついでに言うと、カキナとブロッコリーは、本当はこの段階で15リットル～20リットル程度の土が入るコンテナーに植え替えたいところですが、キュウリなどの栽培が終わらずベランダにスペースが無いため、とりあえず3リットルのポットに植え替えて、生育させ、しばらくしたら最終の大型コンテナーに定植することにします。
苗の状況（ディル・茎ブロッコリー・カキナ）
茎ブロッコリー
カキナ
今回はスペースの関係で、大型コンテナーに定植する前に、一回、3リットルのポットに植え替えます。まず、育苗したポットの高さを除いた深さに土を入れます。ちなみに、私は水はけを良くするために鉢底に入れる石「鉢底石、軽石」は入れない主義です。コンテナーの土の量を少しでも多くしたいし、土を再利用するときに邪魔になるからです。鉢穴にネットをかぶせることもしませんが、これは面倒くさいから(笑)。根が回るまで土が少し出てベランダを汚すので、こちらは使った方が良いかも。
苗は引っこ抜いてはいけません！人差し指と中指でVの字をつくり、苗を挟むように優しく土を押えます。
もう片方の手も添えて、そっとひっくり返します。
ポットをやさしく外します。外しにくい時はポットの上から軽く揉んでやります。
土を崩さないように、新しいポットの土の上に置きます。
周囲に土を軽く押さえながら入れます。この時に、新しく入れた土の表面と、育苗した土の表面が同じ高さになるようにしましょう。深く植えすぎると病気になり、浅く植えすぎると乾燥しやすくなります。
優しくたっぷりと水をやります。ポットの底から水が出るくらいの量が必要です。
完成
ベランダも綺麗にお掃除を！綺麗好きの相方に叱られないように！特に排水溝の掃除を忘れずに！詰まると大変ですよ。
ディルとパクチーはもう少しこのポットで育苗しましょう。
植え替え終了です！様子を見て、さらに大きなコンテナーに最終の定植をします。30日後くらいかな？あれっ？土がこぼれていますね！はいはい、後ほど掃除しておきます(笑)
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