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2015年10月31日土曜日

10月31日 ベランダのお客様  ツマグロヒョウモン ♀

10月31日の午前中に、ベランダで植物の水やりをしていると、タテハチョウらしき蝶が床面に止まっているのが目につきました。

最初は、「ヒメアカタテハかな?」と思いましたが、どうも違和感があり、調べてみるとツマグロヒョウモンの♀であることが判りました。

鱗粉の脱落や翅の痛みもない非常に綺麗な個体です。おまけに全然逃げようとしないので、ゆっくりと写真をとることが出来ました。

幼虫の食草はスミレ類で、パンジーやビオラも守備範囲のようです(笑)
もしかすると、先週植えたばかりのパンジーかビオラに産卵したかもしれません。

植物と同じくらい昆虫も好きなので、幼虫が確認されたら、餌用にもう少しパンジーかビオラを植えて飼育することにします(笑)






10月25日 ソテツ

大都会関内の、しかも怪しい裏路地でソテツの実を初めて見ることになろうとは…

ソテツ
Cycas revoluta
ソテツ科ソテツ属の常緑樹
原産地:九州南部・南西諸島

枯れかかっても、鉄を与えると蘇るという伝説から「蘇鉄」と呼ばれます。南の植物なのですが、結構丈夫で、横浜でも十分に越冬します。

始めて見たその実は、周りを取り巻く火炎状の葉?と共に、もの凄いインパクト。お察しの通り、かなりの毒性のようです。それでも飢餓が起こると、木の実を水にさらしたりして、澱粉をとって食用とされたこともあったようですが、食中毒が後を絶たなかったようです。試すのは絶対にやめましょうね。

また、根部には空中窒素固定能のある根粒バクテリアが共生するようで、かなりの痩せ地でも生育するようです。








2015年10月30日金曜日

10月25日 クコ

漢方や薬膳に使われることで知られています。

クコ
Lycium chinense
ナス科クコ属の落葉低木
原産地:中国

日本には古い時代に渡ってきたようで、ここ栄区でも林の縁などに多くの帰化が見られます。間違いなくクコなのですが、なんとなく食べる気がしないのは何故でしょうか?(笑)
ナス科には毒草も多いので、本能的に避けているのかな…?
間違いなく、クコなんですが…。






2015年10月29日木曜日

10月25日 モミジバフウ

初めてこの樹の名前を聞いた時には、どこで切るのかわかりませんでした…

モミジバフウ
Liquidambar styraciflua
フウ科フウ属の落葉高木
原産地:北アメリカ・中央アメリカ
別名:アメリカフウ

モミジに似た葉をつけるのでモミジ葉楓。モミジバ‐フウです。モミジ‐バフウではありません(笑)
街路樹に良く利用され、黄色や赤など色とりどりの紅葉がとても美しい木です。
この時期にはトゲトゲの特徴的な実もつけます。比較的、同定がしやすい街路樹の一つだと思います。










2015年10月28日水曜日

10月24日 球根とビオラ植え付け

ビオラとチューリップを「ダブルデッカー」という方式で植え付けました。2階だてのバスのことですね。

この方式には、春になるとビオラの間からチューリップが芽を出して花を咲かせるという楽しみがあるのですが、じつはそれだけではないんです。

球根と言うのは、植え付けて水やりをするとすぐに根が伸長します。ところが、芽が地上部に出るのはだいぶ遅れてからです。根が伸びているので水やりが必要なのですが、地上部が無いので水やりを忘れがちに。ところが、パンジーやビオラを植えつけてやると、水やりを忘れないようになるため、結果としてチューリップも上手に咲かせられるのです。


深めのポットに5~10センチ程の土をいれて、球根をセッティング



球根が隠れるくらい土を足します



ビオラをポットから出して、配置します
球根と場所が重なっても大丈夫です



隙間に土を充填して、水をやって終了!

2015年10月27日火曜日

10月24日 ベランダ菜園現況 定植

8月末に種まきした、ディル、パクチー、カキナ、茎ブロッコリーを15~20リットル入るポットに定植しました。ディル2株とパクチー2株は同じ大型ポットに定植。それだけではつまらないので、チューリップの球根をダブルデッカーで仕込んであります。

カキナと茎ブロッコリーは大型ポットに一株ですね。こちらは3リットルのポットに1回仮植えしたものですが、種まきしたポットから直接定植するのが普通です。

茎ブロッコリーは、土に支柱を挿して、紐で縛ります。この時もコツがあります。
紐はブロッコリー側から回し、きつくならない様に、1回ねじって支柱に回して蝶結びしましょう。言葉で書くと複雑ですが、写真を見てもらえればすぐに判ると思います。


ボサボサのレモングラスも植え替え



左:茎ブロッコリー 右:カキナ



ディル・パクチー



支柱とのしばり方はこんな感じ。もう少しゆるりとしていてもOK

2015年10月26日月曜日

10月25日 栄区秋色

秋になると、太陽の南中高度が低くなり、逆光の写真が撮りやすくなります。暗いバックを探し、キラキラと輝く植物たちをファインダーに捉えるのは楽しい作業です。

このような写真と撮るコツは(素人ですが…)、まずは暗いバックに植物が浮かび上がる景色を探します。同じ道を往復したり、振り返ったりすると、このような状況を見つけやすいようです。

そして、植物にピントを合わせてシャッターです。この時、露出補正機能があるカメラなら、露出を標準・プラス・マイナスと変えて撮っておきましょう。私の好みはマイナス気味です。

まあ、場数踏むとだんだん上手になると思いますよ。












2015年10月25日日曜日

10月17日 ご近所様の園芸シリーズ 59

たびたび登場する、栄区の自宅そばケアプラザの植栽です。

カラジウムとソラナム(観賞用トウガラシ)を利用した植栽がシックで目を惹きます。
小さなスペースでも美しい植栽が可能な好例ですね!










2015年10月24日土曜日

10月17日 セダム

乾燥に強いマンネングサの仲間をセダムと呼びます。

セダム
Sedum spp.
ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草
原産地:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど世界各国

色々な種があって同定しづらいのですが、今回のは、逸出したメキシコマンネングサのように思われます。

この仲間は、乾燥に強く、這うように伸びるものも多く、一時期は屋上緑化の植栽に頻繁に使われました。ところが、葉挿しなどによって容易に増えるため、逸出して帰化してしまう可能性が高いこと。高温多湿では枯れこみが発生し、美観を損なうこと。CAM型光合成をおこなうため、水分蒸散による温度低下が望めないことなどの理由から、今ではあまり使われなくなった気がします。
まあ、個人的には全ての屋上緑化にセダムを使うことには疑問符をつけますが、適材適所で利用すれば良いのでは…と思います。

ちなみにCAM型光合成とは、水分蒸散が少ない夜間に気孔を開いて二酸化炭素の吸収を行う光合成のタイプで(通常の植物は昼間に気孔を開いて二酸化炭素の吸収を行います)乾燥地などに適応した植物に見られます。ベンケイソウ科の他にはラン科、アナナス科、トウダイグサ科、サボテン科などにもCAM型光合成を行うものがあります。CAM型光合成を行う植物は光合成効率があまり良くないため、生育が遅いものが多いのも特徴です。







2015年10月22日木曜日

10月17日 ベランダ菜園現況 追肥2回目

2週間前に大き目のポットに仮植えした、茎ブロッコリーとカキナが大分大きくなり、葉の枚数も増えてきました。根がしっかりと新しい土に張りだした証拠です。
2回目の追肥を行いましょう!
前回より少しだけ大目に、同じように株元から離して施します。

パクチーとディルは、種まきしたポットのままですが、こちらもだいぶ落ち着いたようなので追肥の1回目を施します。

追肥で大事なのは、葉が萎れていたり、元気が無かったりするときには、固形の肥料をやらずに、液肥の薄めのものをやることです。人間でも、お腹を壊しているいるときは、お粥を食べるのと同じ理由ですね。

場合によっては1回目の追肥は液肥でも良いのです。その方が肥料アタリはおこしずらいですからね。まあ、離乳食のようなもんです。


左:ブロッコリー  右:カキナ



1回目よりも少し多めに



株元から離して!



左:ディル  右:パクチー



手の上の肥料は2ポット分です



施肥完了!水やりを忘れずに!

2015年10月21日水曜日

10月17日 シュウメイギク 八重

ちょっと前に紹介したシュウメイギク。
菊の様な八重の花も咲いてきましたので、写真だけアップしておきます。
一重のものとイメージが全然違いますね!




2015年10月20日火曜日

10月17日 水滴

10月17日は朝から雨。
ベランダの植物も、葉の上の水滴も嬉しそうです。

水滴が葉の上で雫状になるのは、微細な毛が密生しているため。ハスやサトイモの葉で顕著な現象です。

カメラが濡れないようにすれば、雨の日には雨の日の植物写真がありますね。