2013年1月19日土曜日

そのうちに食べてみよう  マテバシイ

本州以南の太平洋沿い温暖地に自生が見られるマテバシイ
ブナ科の常緑広葉樹です。

Lithocarpus edulis

公園などにも植栽され、防火樹としても利用されます。
こいつのどんぐりは結構大きくて、タンニン(あく)の含有が少ないため、あく抜きせず炒っただけで食べられるので、シイのどんぐりとともに有難いのです。食べたことはないのですが、そのうちに挑戦してみます。

名前は、葉っぱがマテガイに似たシイノキということらしいです。以前聞いたことがある「待てばシイになるから、まてばしい」というのはどうやら俗説のようです。

房総半島の一部ではトジと呼んで、こいつの葉っぱに「なめろう」(イワシやアジを細かく叩いた料理)を挟んで焼いて「焼きさんが」として食べることもあると本で見たことがあります。いずれにしてもなじみの深い樹ですね。


公園に植えられてます



樹皮は意外と平滑です



ツヤツヤとして大き目の葉っぱ



どんぐりも大き目です

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