私がフィルムの一眼レフをやっていたころは、植物写真を撮ると言ってもなかなかの難行で、お散歩ついでという訳にはいきませんでした。
何しろ、カメラのボディーとマクロレンズを中心とする数本のレンズとフィルター、でっかい三脚、マクロ専用のストロボ、それらを詰め込むカメラケースなんかを持ち歩いていましたから…。
おまけにポジフィルム(スライドフィルム)で撮影していたので、フィルム代と現像代も馬鹿にならず、一撃必撮(笑)くらいの意気込みで撮ったものです。
ところが、今のデジタルカメラは、基本的には撮り放題だし、コンパクトデジタルカメラの多くにはマクロモードがついているし、フィルター機能の代わりの撮影モードが沢山ついているし、手振れ防止機能が強力なので、三脚やストロボをあまり必要としないしと、夢のようです(笑)
本当はデジタル一眼レフにマクロレンズが一番良いのでしょうが、ブログにアップする写真ならコンパクトデジタルカメラで十分です。
このブログの写真は、ほとんどリコーの「CX-5」で撮っていますが、あまり不自由したことはありません。このカメラの良いところは、レンズが28ミリ~300ミリまでと焦点距離レンジが広く、しかも望遠側でもマクロ撮影が可能ということです。この機能はなかなか他のコンパクトデジタルにはないのです。
今回は、このカメラのクリエイティブモードを使って同じ被写体を映したものをアップします。他にもいくつも撮影モードがあるのですが、植物に使って面白いのはこのあたりかなぁ…
写真は2013年1月1日に横浜市栄区で撮りました。
通常撮影。落ち葉に目を惹かれました。一枚の葉っぱ以外はかなりモノトーンに近い色彩です。カラー撮影でありながら色調を整理するのも面白いですね
トイカメラモード。色はビビッドになり、周辺が暗くなります。このモードは原色が多い街中などのスナップなどで利用すると面白い写真が撮れます
クロスプロセスモード。セピアカラーのモードは別にあるのですが、それと同じような雰囲気になります。どのようになるのか撮ってみないとわかりません(笑)
ハイコントラストモノクロームモード。コントラストが強調された白黒写真になります。明暗のはっきりした被写体で撮ると面白い写真になります
あけましておめでとうございます。
返信削除「望遠側でもマクロ撮影が可能」という、これぞって写真ありませんか?
今一想像できないので、よろしくお願いします。
骨折ライダーさま
削除コメントありがとうございます。残念なことに、これぞという写真がないので、これから作例(笑)をアップいたします。