Castanopsis sieboldii
説明板では樹齢350年となっていますが、それから50年たっているので樹齢400年といってもよいと思います。素晴らしい木です。
我々が見学していると、お宅からおじいさんが出てきていろいろと教えてくれました。
そのお話によるとやはり、一時より回復したものの、やはり元気な状態では無いようですとのこと。
400年の樹齢ですから、多少は仕方ないですね。
それにしても巨木を見るといつも思うのは、それらには必ず何らかの人の思いが関わっているということ。巨木に神性を感じるのも当たり前かもしれません。
さて、この木には実がついてましたが、スダジイの実は、あくが少なく、炒ってそのまま食べることができる貴重などんぐりです。
また、樹皮は黄八丈の黒の染色につかわれます。こいつの樹皮で染めた布を泥に浸し、泥の中の鉄分と、スダジイの樹皮に含まれるタンニンを結合させることで黒を作り出します。
写真は2012年10月20日に横浜市港南区で撮りました。
神奈川名木100選です
素晴らしい樹形!
壮大な樹冠
どんぐりがなってます
小粒ですが美味しいとのこと
殻斗(帽子)は帽子状では無く、三裂します
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