こいつは、植物に特有(ミドリムシなんかにもありますが)の葉緑素を持っておらず、イネ科植物の根から養分をぶんどって暮らしています。まあ、居候みたいなもんですね。
私が小さいころは、「ススキの原っぱ」があちこちにあって、そんなところには必ずこいつが見られたもんです。
最近、あまり見かけなくてさびしく思っていたら、なんと家から20メートルの、ツルボが咲く法面のススキにたくさん寄生しているのを10年ほど前に見つけて、なんだか幼馴染に再開したような気持になったものです。
しかし、こいつの名前はわかりやすい。ナンバンギセルというのは、柄の長いパイプですが、そのものの形をしていて、一回見たら、その名前と共に忘れられなくなります(と、思います…)。
また、これは毎年の咲き始めが8月15日ごろから9月15日ごろまでと、非常に幅があります。油断していると花の盛りが過ぎて、がっかりすることも…。今年は9月10日ごろから咲き始めましたので、まあ遅めの開花です。一昨年は8月17日には開花してました。
ヒガンバナなんかは、ほぼ確実に秋のお彼岸前後に開花するのですが…。気まぐれなやつです(笑)。
2011年9月17日 横浜市栄区
ナンバンギセルは高校生の頃にお小遣いで
返信削除買った記憶が…正確には、宿主のヤクシマ
ススキとタネ(といっていいのか?)が
セットになっているもの。
生まれて初めての「通販体験」でした。
懐かしいです~~~^^
ススキと一緒になっている盆栽見たいのは見たことがあります(笑)
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