2011年12月29日木曜日

思いで深いです  クサボケ

真冬に咲く奴と、春になってから咲く奴があるようです。日本原産のクサボケ
Chaenomeles japonica

じつは、ボケとクサボケは見分けがつきづらいのですが、ボケは中国原産で背が少し高く(100㎝位の樹高)、枝にトゲが少ないのですが、一番の見分け方は実の表面。ボケは縦の深い溝がつくのですが、クサボケはつるっとしています。
今回の写真は、トゲの多さや樹高から日本原産のクサボケと判断しましたが、正確には実がつくまで待ちたいと思います(笑)。
実は、良い香りがして、果実酒の材料に良いようですので、来年の春はチャレンジしたいな。

さて、私は子供のころ、川崎のチベットと言われた「多摩区生田」に住んでいました。そのころの生田には畑や田んぼが沢山あって蛍も乱舞していました。畑の脇には良く、このクサボケが生えていて、春には朱色の美しい花を咲かせ、その後につく実は、良い香りを漂わせるので、むしって香りをかいだりしたものです。春に、この色の花はとても目立ったことを良く覚えていますし、実をむしろうとして、トゲで痛い思いをしたこともありました。懐かしいなぁ…

写真は全て2011年12月25日に横浜市栄区で撮影したものです。


団地の片隅です。情けない写真…



でもアップではこの通り!



さらにアップすると、造形が美しい!

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