ごく一般的ではありますが、千差万別の色彩と花型、使い勝手の良さなど、春の花壇材としては代表格です。
以前は完全に春の花でしたが、低温・短日条件下でも開花が持続する品種が増えて、関東などでは秋植えして、冬から春にかけて花壇を長く彩ってくれる花になりました。
小輪のものをビオラ、中輪から大輪のものをパンジーと便宜上呼びますが、中間タイプも多く、明確な区別ではないようです。
スミレの仲間に多いのですが、種子にはエライオソーム(カルンクル)と呼ばれる、高栄養の付属物が付いており、これをアリが好むため巣に運んで、分布を拡大すると言われています。育種が進んだパンジーにも、痕跡的に残っているようですね。
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