春に大柄な花をつけるモクレン科モクレン属(
Magnolia spp.)の花木たち。
以前ご紹介したシデコブシもこの仲間です。
この時期に咲く仲間は、モクレン、ハクモクレン、コブシ、シデコブシ、タムシバです。
特徴を知らないと見分けづらかったりするので、おさらいをしておきましょう。
モクレン→花が紫色なのですぐにわかります(笑)
ハクモクレン→大柄な純白の花。どの枝から付く花も上を向いて整然と咲きます。花弁(正確には花弁+萼)は9枚。花の時期は葉は展開しません。
コブシ→モクレンより2回り程小ぶりな花。色は白ですが、純白というよりアイボリー。花の向きは、上を向いたり、横を向いたり、下を向いたり一定しません。花弁の基部に紫がかかることもあるようです。花弁は6枚。花の時期に花の直下に葉が1枚だけ展開します。
シデコブシ→花色は白から濃いピンクまで色々あります。開花期は横浜では最も早く、花弁はやたらと枚数が多いです。
タムシバ→コブシに似ていますが、花の時期は葉は展開しません。
今回は、モクレン、ハクモクレン、コブシの写真をあげておきます。タムシバは近所に見当たりませんでした。シデコブシはこちらをご参照ください。
http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2015/03/39_14.html
モクレン
モクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
コブシ
コブシ
コブシ
コブシ
コブシ
コブシ