2014年3月21日金曜日

ご近所様の園芸シリーズ 42

前回、前々回と同じお宅のハンギングです。
ビオラを中心にしてセンス良くまとめています。
良く見ると、サルスベリの樹皮も美しいですね!




2014年3月20日木曜日

サクラ‐3

務めている会社のすぐ隣の区民会館敷地にあるサクラ

これはオカメザクラです。一目見てわかる色の濃さと、早咲き性はカンヒザクラの血が入っていることがわかりますが、小さな花はマメザクラの血です。
そう、こいつはマメザクラとカンヒザクラの交配種です。

写真は2014年3月19日に横浜市栄区で撮りました。






2014年3月19日水曜日

久しぶりです! シュンラン

植物名は学問的にはカタカナで表記するのがお約束ですが、こいつは出来れば漢字で「春蘭」と書きたいですね。シュンラン

Cymbidium goeringii

ラン科シュンラン属の多年草です。日本原産で、明るい樹林下で3月から4月にかけて香りのよい花を咲かせます。
贈り物などに使うシンビジウムと同じ属ですね。日本産のランの中では一輪は一番大きな部類で、地味ながらも素敵な奴です。
私は子供のころからこの花が大好きでしたが、しばらく野生のものに出会えず、寂しく思っていました。今回は前回と同じお宅の植木の下で花開いているのを見かけて嬉しくなりました。咲いている環境はほとんど自然と一緒です。
こいつの花は塩漬けにして、お湯で戻して香りを楽しんで飲んだりすることもあるようです。

写真は2014年3月16日に横浜市栄区で撮りました。






2014年3月17日月曜日

園芸談義とヘレボルス クリスマスローズ

最近すっかりメジャーになりました クリスマスローズ

いつものようにご近所で勝手に植物の写真を撮っていると(笑)、奥様が出てきてくださり、ひとしきり園芸談義。ときどきお叱りを受けることがあるので、「ビクッ!」としましたが、優しい方で良かった!
今回から三回はそちらのお宅の写真でいきます。
また、基本的に写真撮ってから、一週間以内にアップするのがお約束なのですが、例によって、3月21日~23日は幕張メッセのフラワー&ガーデンショウ(http://www.kateiengei.or.jp/show/show2014/index.html)
で留守にして取材ができないので、今回だけは二週間引っ張ります。お許しを!

さて、クリスマスローズです。日本で流通しているのは1から3月咲きのHelleborus nigarと2から4月咲きのHelleborus orientalisが多いようです。これは花色と咲く時期考えると orientalis かな?
原産はトルコやバチカン周辺です。花びらのように見えるのは萼片で、そのため花持ちが良く長い間楽しめます。
結構な日陰でも頑張ってくれてありがたい植物ですね!

写真は2014年3月16日に横浜市栄区で撮りました。




こちらは違うお宅の鉢植え。八重です。



2014年3月16日日曜日

食べちゃってください ヨモギ

パンパカパーン!記念すべき800回です!
その割には身近過ぎる植物を(笑)

キク科ヨモギ属の宿根草 ヨモギ

Artemisia speciosa

ヨモギ餅や、もぐさの材料として良く知られている草ですね。
こいつはセイタカアワダチソウと同じくアレロパシー物質を土中に放出し、他の植物の生育を抑えると言われています。おまけにブタクサと同様に秋の花粉症の原因となります。天ぷらも美味しいそうですから、ガンガン採取して食べちまいましょう!こいつを採ったからと言って、文句を言われることがなさそうな数少ない野草です(笑)

学名のアルテミシアとはハルカリナッソスの女王で「戦場を駆ける女」といわれた「アルテミシア」からとられたのでしょうか?それともギリシャ神話の狩猟の女神「アルテミス」から?わかりませんね(笑)

写真は2014年3月8日に横浜市栄区で撮りました。





(3月9日撮影)

(3月9日撮影)




2014年3月15日土曜日

中国原産 ボケ

バラ科ボケ属の落葉低木 ボケ

Chaenomeies speciosa

平安時代に中国からもたらされたと言われています。
漢字で書くと「木瓜」(もけ)。これが転じてボケになったのだとか…
梅に似た実をつけて、これは果実酒などに利用できます。渋い赤が基本色ですが、様々な品種があり、白や、桃、絞り、八重など多彩な芸をします。
日本には近い仲間で、ずっと小ぶりなクサボケが自生しており、こちらも実が利用できます。

写真は2014年3月8日に横浜市栄区で撮りました。








2014年3月14日金曜日

秋の実も美しい サンシュユ

ミズキ科ミズキ属の落葉小高木 サンシュユ

Cornus officinalis

中国原産で江戸時代に漢方の材料としてもたらされたようです。
サンシュユは山茱萸と書きます。なんでしょ、これは…

さて、漢方の材料にするのは秋になる、グミに似た真っ赤な実です。これは、果実酒にも良いようですよ。

早春の花はいかにも春らしくて、樹皮の感じも渋くて、好きな花木の一つですが、意外と庭に植えているのを見かけません…

写真は2014年3月8日に横浜市栄区で撮りました。