これはドングリの仲間です。ドングリには春に花をつけてその年の秋に実る1年成と、春に花をつけて次の年の秋に実る2年成があるのですが、クリは1年成です。2年成の代表選手は公園などで植栽が多くみられるマテバシイなどがあります。また、シリブカガシは、秋に花を咲かせて、次の年の秋に実がなるので、秋咲きドングリといわれたりします。
いわゆるイガは、ドングリでいうところの帽子(正式には殻斗と呼びます)が変形したもの。
五月ころに咲く花にはハナカミキリの類や、シジミチョウの類などが訪花するし、夏には樹液にクワガタなどが訪れるので、昆虫好きにもありがたい木です。
植物とは全く関係ない話なのですが、クリというと、もう20年くらい前に仕事で、アメリカの方とお寿司屋さんに行き、ウニを食べたときに、ウニの英語がわからず、「シーマロン!」といったら、きょとんとしていたことを思い出します(笑)。英語でクリは「チェストナッツ(chestnut)」ですし、マロンというのはフランス語ですよね(笑)。二重にバカな私でした。ちなみにウニは英語では「シーアーチン(seaurchin)」です。
2011年9月23日 横浜市栄区
2011年9月23日 横浜市栄区
2011年9月23日 横浜市栄区