学名はGloriosa rothschildiana
ユリ科グロリオサ属の球根性多年植物です。
ちなみに、ユリ科グロリオサ属とされるのは、昔から行われてきた形態的に分類を行う「クロンキスト分類体系」によるもので、最近主流となりつつある遺伝子の差異から分類を行う「APG分類体系」では、イヌサフラン科グロリオサ属となります。このブログでは基本的にはクロンキスト体系を採用しています(偉そうに…影の声)
こいつは私の大好きな花なのですが、葉っぱの先が巻きひげになっていて、周囲のものにまきついて登り、背は3メートルくらいになることもあるようです。
写真は団地に植えられていたものですが、根部はプランターごと地面に植えられていたので、冬にはプランターごと掘り上げて、室内で越冬させるのでしょう。
私もベランダで4年くらい育てましたが、球根は小さめのサツマイモ位になり、驚いてしまいました。
ちなみにこいつの球根にも、コルヒチンやグロリオシンという毒性分が含まれているようです。イモみたいで旨そうだからと言って食べてはいけません。(最近、毒のある植物の話が多いなぁ…)
国内(確か高知県)の生産者の方が、高品質なグロリオサの切り花を生産し、それが輸出されてニューヨークなどで人気となり、大層な高値で取引されているという記事を一二年前に見ました。
偉いもんです!
2011年7月23日 横浜市栄区
2011年7月23日 横浜市栄区
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