Brassica rapa
ツケナの原種は地中海沿岸から、中央アジア、北欧にかけて広く分布していたと思われ、それが中国でいくつかのタイプになり、奈良時代にはすでに日本でも食べられていたと言われています。その後、日本中に広がり、地域ごとに固定が進み、江戸で出来上がったのがコマツナです。
ハクサイもミズナもチンゲンサイもアブラナもノザワナもタァサイも皆、植物学的にはBrassica rapaで、容易に交雑します。
コマツナは現在の東京都江戸川区小松川周辺で固定がされたため「小松菜」。今ではその作りやすさと、CaやFeなどに富む栄養価の高さから全国的な葉物となりました。どんな調理方法でも嫌な顔一つせずに受け止めてくれる偉い奴です!
写真は2014年2月1日に横浜市栄区で撮りました。
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