Acacia baileyana
オーストラリア原産のマメ科アカシア属の樹木です。
さて、ミモザサラダの「ミモザ」とは、ゆで卵を砕いたものを、コイツの親戚(そっくりです)であるフサアカシア(Acasia dealbeta)の花に見立てた名前です。
でも本当はミモザ(Mimosa spp.)は同じマメ科でもオジギソウ属を表します。花は赤が多いのです。その昔、南フランスからフサアカシアがイギリスへもたらされたときに「ミモザ」の名前が使われて、それが俗称として残ってしまったようですね。
ちなみに、ギンヨウアカシアとフサアカシアは非常に似ていますが、小葉(葉っぱの一枚)の数がフサアカシアの方が多くて、羽片が長いのが特徴です。ギンヨウアカシアもフサアカシアもオジギソウも葉の付き方は「二回偶数羽状複葉」です。葉の付き方を説明すると一冊の本ができますから、ここでは省きます(笑)。葉っぱの本の決定版は私も愛用しているこちらだと思いますので、そちら方面に興味のある方はどうぞ(笑)
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/fg23.html
写真は2014年3月8日に横浜市栄区で撮りました。
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