2014年7月6日日曜日

果実酒にしたい! カリン

バラ科ボケ属の落葉高木 カリン

Chaenomeies sinensis

宮沢賢治の「風の又三郎」でも有名ですね!
ご存じの通り、果実の成分が喉に良いと言われ、のど飴やらカリン酒やらの材料にされます。コイツはボケの仲間で、確かに実の付き方がボケと似ています。カリンと似た植物でマルメロというのがあります。こっちはマルメロ属で別属なのですが、実の感じも似ているし利用の仕方もそっくりです。カリンは実の表面がツルツルで、マルメロには細かい毛が生えています。さらに簡単な見分け方は、葉の縁がギザギザ(鋸歯がある)なのがカリンで、ギザギザしていないのがマルメロです。今回のは鋸歯がありますのでカリンですね!

2014年6月28日に横浜市栄区で撮影しました。




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