新・植物歳時記 ~Nature and plants in Kanagawa~
日本家庭園芸普及協会の広報委員(神奈川県在住)が、神奈川県の自然と植物の話題を提供します。
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2018年7月1日日曜日
6月23日 ママコノシリヌグイ
タデ科タデ属の一年草
ママコノシリヌグイとは、「継子の尻拭い」です。憎い継子のお尻をトゲトゲのこの草で拭うという、完全にDVな名前です…。
茎にはびっしりと下向きの棘が生えています。これは、周囲の植物に引っかかって茎が倒れないという効果と、もちろん動物に食べられるのを避けるためと両方の意味があるようです。
トゲトゲの効果が名前の由来になっている植物としては、同じく変な名前のヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず)などもあります(笑)
酷い名前のママコノシリヌグイですが、その花はタデ科らしく、可憐な花です。
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