2017年1月18日水曜日

1月14日 落葉樹の不思議 クヌギ

クヌギというのは関東に非常に多く見られる、ブナ科コナラ属の落葉高木です。二次植生として薪炭林に良く利用されたためお馴染みの木だと思います。また、クワガタやカブトムシが樹液に集まる木として子供達にとっても重要な木です。

さて、クヌギは落葉樹なので通常は冬期には落葉して枝だけになるのですが、時に枯れた葉が枝に残ったままになる木があります。今回は隣り合ったクヌギなのに一本は枝に枯葉が残り、一本は丸裸になっています。遺伝的な個体差なのか、土壌や風当りなどの環境要因によるものかはっきりとはしていません。

このような現象はカシワやケヤキなどでも見られ、一説には寒風から越冬芽を保護するためとも言われます。




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