今回はサイクリング中にコンブを干している現場に出くわし、疑問が生じましたので調べてみました。
マコンブ
Laminaria japonica Areschoug
コンブ科コンブ属の多年生植物原産地:東北以北
マコンブは寒冷な海で2年以上をかけて収穫されます。1月ごろに定着した遊走子が生育し、その年の秋には宿根草の様な形態で、株元以外はちぎれてなくなってしまいます。それが冬頃から再成長します。マコンブはこのライフサイクルを繰り返すようです。通常、だしコンブは二年目以降のものを収穫します。
さて、4月末ごろに三浦半島を自転車で走ると、あちこちでマコンブと思われるものを干しているのに出くわします。東京湾や相模湾はコンブの生育南限よりも南のはずですが…。干している方に伺ってみると「養殖してるの。種は北海道から買ってるけどね。」とのお話。なるほど、なるほど。
帰ってきてから調べてみると、函館の漁協から種苗を買い、冬から春にかけて生育させたものを「早煮コンブ」として出荷しているようです。これは、だしをとるより、煮て食べるコンブとのことです。
そして、コンブの生産量は、北海道、岩手、宮城についで神奈川はなんと四位!まあ、桁が一桁違いますが(笑)
いやはや、知らないことは沢山ありますね。
神奈川でも昆布が取れていたとは知りませんでした。
返信削除昆布は北の海が定番ですからね。
Wiccaさま
返信削除三浦半島一周のサイクリングをすると、あちこちでコンブ干しと「早煮こんぶ」の看板がありますよ。