(Callicarpa japonica)
そのムラサキシキブと近縁で小ぶりですが、負けずに美しいのがコムラサキです。
コムラサキ
Callicarpa dichotoma
シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木
原産地:日本
ムラサキシキブは葉の全体に鋸歯があるが、コムラサキは上部だけに鋸歯があること。ムラサキシキブは実が腋生(葉の付け根から実がつく)だが、コムラサキは腋上生(葉の付け根から少し離れた上側に実をつける)であることで区別がつきます。もちろん、コムラサキの方が全体に小柄で、栽培されているムラサキシキブはコムラサキであることが多いようです。
ムラサキシキブは近くの山にも結構生えていますが、今回のコムラサキは石垣の隙間から芽を出した実生のようですね。少しずつ色づいていく実が綺麗です。
また、コムラサキというと、昆虫好きにはタテハチョウの仲間のコムラサキが頭に浮かぶと思います。こちらも非常に綺麗な蝶らしいのですが、私はまだ見たことがありません。
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