風もなく暖かかった2月14日には、越冬型成虫のナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)が日向ぼっこに出てきていました。
ちなみにナナホシテントウは成虫・幼虫ともにアブラムシを捕食する益虫(人から見ればですが…)で、ナミテントウ(Harmonia axyridis)なども同様です。おなじテントウムシなのに、オオニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctomaculata)などは、ナス科の植物の葉を食べる害虫です。これだけ、食性が違うのも珍しい気がします。
また、テントウムシは様々な色と模様があるように見えますが、一般種のナミテントウは個体変異が非常に大きい種で、オレンジ無地、オレンジに黒の10星、オレンジに黒の17星、黒地にオレンジの2星、黒地にオレンジの4星、黒地にオレンジの6星、黒地にオレンジの10星などが知られています。この辺の事情を知らないと、全て違う種だと思ってしまいますね。
テントウムシの情報はググったのですが、おなじテントウムシにしては学名が属名の部分から違いすぎます…。怪しいので少し勉強してみます…。続報を待て!
写真中に見えているイネ科の草は、おそらくオニウシノケグサ(トールフェスキュー:Fesutuca arundinacea)です。法面保護などに播種されることが多かった当種はあちこちで帰化しています。
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