2013年8月15日木曜日

地味ですが、たまにはイネ科  ギョウギシバ

イネ科ギョウギシバ属の多年草 ギョウギシバ

Cynodon dactylon

植生用に、バーミューダグラスの名前でタネが販売されています。
さて、みなさんはこんな雑草には興味がないと思いますが…
実は意外とこの仲間は活躍しています。

サッカー好きですか?関東以西のサッカースタジアムの多くが、バーミューダグラスとアフリカンバーミューダグラスの交配種である「ティフトン」という芝生で作られているのです。こいつはタネが採れないので、苗や張芝でピッチを造成します。冬には休眠して黄色くなってしまうのですが、秋にペレニアルライグラスという冬芝のタネをまいて冬の間の緑を保ち、春から秋にかけては再びティフトンを生育させるという「ウインターオーバーシーディング」というテクニックで、見かけ上のエバーグリーン(常緑)を維持しているという訳です。
すこし気になってきました?(笑)

2013年8月10日に横浜市栄区で撮りました。


匍匐茎が伸びるタイプです



ひと夏で一メートル以上伸びることも



ピントが合っていませんが、傘の骨の様な花穂

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