Amelanchier canadensis(アメリカザイフリボク)
最近は、たまに見かけるようになりました。紅葉も見事で、黄色と赤が混ざったような色づき方です。
日本には近縁のザイフリボクがあり、やはり早春の真っ白な花が見事です。
さて、紅葉シリーズだというのに、その仕組みをお伝えしておりませんでした。
通常は葉の中に緑色の色素・クロロフィルと、黄色い色素のカロチノイドが含まれています。通常はクロロフィルの緑色が見えているのですが、温度が下がるとクロロフィルが分解されて、カロチノイドの黄色が見えるようになるのが、葉が黄色くなる仕組みです。
では赤くなるのは?これは、クロロフィルの緑がなくなるのは一緒ですが、葉に蓄えられた糖分が、赤色の色素であるアントシアニンに変化することで赤く見えるようになるのです。
2011年11月26日 横浜市栄区
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