2016年7月31日日曜日

7月23日 シュウカイドウ

東洋のベゴニアです。

シュウカイドウ
Begonia grandis
シュウカイドウ科シュウカイドウ(ベゴニア)属の球根植物
原産地:中国(山東省以南)、マレー半島など
別名:瓔珞草(ようらくそう)など

ブラジル原産の原種から作られたベゴニア・センパフローレンスなどと比べると、優しい草姿と花色がいかにも日本的ですが、江戸時代に中国から入った帰化植物です。

日陰気味の石垣の間などで帰化しているのをよく見かけます。すっかり風景に馴染んでいます。


シュウカイドウ



シュウカイドウ



ベゴニア・センパフローレンス

2016年7月30日土曜日

7月23日 クスノキの新葉

クスノキの仲間は、葉脈が根元付近で大きく三本に分かれる「三行脈」が特徴的で、他の樹種と見分けることができます。
また、クスノキは樟脳の香りがするので、さらに容易に見分けることができます。

ごわごわの葉を持つクスノキも、新葉の展開時は赤く柔らかく優しい印象ですね。




2016年7月29日金曜日

2016年7月28日木曜日

7月23日 ツユクサ

青い空の色です…

ツユクサ
Commelina communis
ツユクサ科ツユクサ属の一年草
原産地:日本を含む東アジア
別名:月草、蛍草、青花、帽子花など

別名の多さが、昔から日本人に愛されたことを物語っています。
万葉集の中でも歌われていますし、俳句では秋の季語です。
名前的には梅雨時の花の様ですが、猛暑が過ぎた青空の下で咲いているのが似合う花だと感じます。








2016年7月27日水曜日

7月23日 虫たちと出会う日3

アブの仲間の「ムシヒキ」
他の虫を捕えて、脚で抱えて体液を吸うので「虫曳き」ですね。
虫を抱えている姿もよく見かけます。
ウシアブなどと違い、哺乳類の体液(血)は吸わないようですので、ご安心を!

ちなみに、ウシアブは口吻を突き刺してから、流れる血を吸うという極悪非道な吸血鬼で、刺されると相当痛いです…。何回も刺されましたが…もう御免ですね…



2016年7月26日火曜日

7月23日 虫たちと出会う日2

ベランダのキュウリで吸汁したりして困り者のクサギカメムシ。
初令の幼虫は、オレンジと黒のツートーンでお洒落ですが、やはりベランダのバジルで孵化したこともあります。

今回は出来過ぎのようですが(笑)、クサギで発見しました。クサギの葉も異臭をもつので、臭いもの仲間ですね。クサギカメムシは臭いだけですが、開花中のクサギの花は素晴らしい甘い香りでうっとりします。
もっともクサギカメムシも触らなければ臭くないし、接写してみるとメタルな質感と愛嬌のある顔立ちの「憎めない奴」という感じですね(笑)







2016年7月25日月曜日

7月23日 虫たちと出会う日1

いつもはあまり写真を撮らせてくれない虫たち。
しかし、不思議と逃げ出さずに写真を撮らせてくれる日があります。
そんな日は、出会いも多く、じっくりと写真にすることができます。

7月23日は「そんな日」でした。
3日続けて虫たちの写真をアップします。

まずは、ミンミンゼミ。
黒と緑の模様、透明な羽がダンディーなセミ。
鳴き声はお馴染み「ミーンミンミンミーン」です(笑)

鳴き声が名前になったセミは、他にはニイニイゼミ、チッチゼミ、カナカナ(ヒグラシのあだ名)などがあります。

ちなみに、写真は雄です。






2016年7月24日日曜日

7月18日 ワイヤープランツ

最近は庭植えも多くなりました。

ワイヤープランツ
Muehlenbeckia axillaris
タデ科ミューレンベッキア属の常緑小低木
原産地:ニュージーランド

もともとは、コンテナーなどの寄せ植えの添え物として使われることが多かったこの植物。寒さにはさほど強くないと思うのですが、暖冬のせいか最近は地植えも良く見かけるようになりました。今回のお宅の様に、塀などにたらすと素敵な感じです。
花が咲いているのは初めて見ましたが、小さいながらも可憐な五弁花です。








2016年7月23日土曜日

7月18日 オニユリ

どんどん増えて、夏の定番に…

オニユリ
Lilium lancifolium
ユリ科ユリ属の球根植物
原産地:中国、朝鮮半島、日本

とても丈夫な球根植物で、もともと日本には自生していたのですが、市街地でもどんどん増えて夏の定番になっていますね。葉の付け根に「むかご」をつけて、これで栄養生殖するために、増えやすいようです。
強く反り返り、オレンジ色に黒色の斑がある花弁が夏空にとても似合います。また、ヤマユリと同様に球根は食用にできます。
良く似たコオニユリはどちらかと言うと山地に生育し、葉の付け根にむかごは生じないので区別することができます。










2016年7月22日金曜日

7月18日 ご近所様の園芸シリーズ 77

グロリオサというのはユリの仲間です。毎年グロリオサの見事な花を楽しませてくれるこちらのお宅。
でも、なんだか変だなと思いませんか?
そうです、グロリオサと混じってオニユリの花が咲いているのです。
こうしてみると、グロリオサがユリの仲間だということが良く判りますね。
オニユリについては、明日もう少し詳しくアップします。



2016年7月21日木曜日

7月18日 ご近所様の園芸シリーズ 76

外構の柵にぶら下げた小さなハンギングバスケットでも、十分に美しい光景を演出できます。
乾燥に強いゼラニウムと、目の覚めるような色合いのトレニアの組み合わせが見事です!






2016年7月20日水曜日

7月18日 ご近所様の園芸シリーズ 75

こちらのお宅も、夏花壇の見本の様です。

コウライシバにレンガを放射状に配した中心に花壇を作っています。
花壇の中心にはジニア「プロフュージョン」。それを取り囲むように、ポーチュラカとバーベナが植えられて、立体感を出しています。
小物の使い方もお見事!


2016年7月19日火曜日

7月18日 ご近所様の園芸シリーズ 74

横浜市栄区の上郷ネオポリスバス停
夏のコンテナ花壇見本のような植栽がされていました。
マリーゴールドとポーチュラカが強い日差しの中で咲き誇っています。
両方とも、比較的に乾燥に強く、こんな場所の植栽には最適です。
















2016年7月18日月曜日

7月18日 ベランダ園芸現況

ベランダは夏野菜の採れ盛り!
基本、内側からしか眺めないけれど、他のお宅からなどんな風に見えているかと想像すると、なんだかうきうきします。








2016年7月17日日曜日

7月9日 ブルーベリーの季節

おまけです。

ブルーベリーの季節ですねぇ…。
コイツは、ツツジの仲間だって知っていましたか?アルカリ性の土壌が嫌いで、かなり強い酸性土壌を好む変わり者です。
今回の写真はまだ未熟ですが、紫色になれば食べごろです。
ジャムにすると美味しいですよね…。


2016年7月16日土曜日

7月9日 タケニグサ

最近、減っているような気がします…

タケニグサ
Macleaya cordata
ケシ科タケニグサ属の多年草
原産地:日本を含む東アジア
別名:チャンパギクなど

明るい原っぱなどに生える大型の多年草です。子供の頃はやたらと見かけたような気がしますが、最近は意外に少なくなっているような気がします。
名前は、茎が中空で竹に似ているからと言われています。竹を一緒に煮ると竹が柔らかくなるから「竹煮草」という俗説もありますが、怪しいですね(笑)

茎を切ると、オレンジ色の汁が出て、体質によってはかぶれたりするようです。私は大丈夫なのですが…。

子供の頃は、あまり好きな草ではなかったのですが、今回あらためて写真を撮ってみると、すっくと立った草姿や、優しい花などなかなかのフォトジェニックで、少々見直しました!






2016年7月15日金曜日

7月9日 ミントの仲間

非常に丈夫なハーブです。

ミント
MInt spp.
シソ科ハッカ属の多年草
原産地:ユーラシア大陸
別名:ハッカなど

皆さんお馴染みのハーブですね。香り成分はメントールが多く、口をスッキリとさせる清涼感が特徴です。
最近では、流行りのカクテル「モヒート」に欠かせないハーブとして再注目されているような気がします(笑)
ざっくりとペパーミント系とスペアミント系があり、前者はメントールの含有量が多いため清涼感がより強く、後者は清涼感にはやや劣るものの甘い香りがある物が多いようです。

素敵なハーブですが、極めて強健で、庭に植えるとはびこって大変です。毎日モヒートを飲んでもとても利用できないので要注意です(笑)