2018年1月30日火曜日

1月28日 大寒 つらら

この時期は一年で一番寒いとされる大寒です。これは24節気で1月20日から2月3日の間となります。
横浜は、大雪やここ数日の非常な寒気など、まさに寒さ真っただ中です。
植物から少々離れますが、自然現象ですので、今週は寒さをめぐる事象をアップします。

初回はつららです。今年は久々に大きく成長したつららをみました。上から垂れる滴が凍ったものがつらら、下から凍ってタケノコ状になったのが氷筍、つららと氷筍がつながったものが氷柱です。




2018年1月28日日曜日

1月21日 サクラ色々

衣笠城址と衣笠山公園では、サクラまで咲いていました!
白っぽい方は、冬咲性の強いコブクザクラでしょうか?
ピンク色の方は全く分かりませんが、少なくともカワヅザクラではなさそうです。ちなみにこの写真でも分かるように、サクラには長い花柄があります。ウメは花柄がほとんど分からないくらいに短いので、サクラとウメを区別するのは容易です。




2018年1月27日土曜日

1月21日 ウメ色々

横須賀の衣笠城址公園付近のハイキング道で迷い、飛び出たところは天国のような山上の畑でした。
とても暖かいところで、信じられないことに一重のウメ、それも赤萼の品種と、緑萼の品種が並んで咲いているという幸運に恵まれました。たまには道に迷うのも良いものですね。










2018年1月26日金曜日

1月21日 春よ来い

1月21日は横須賀の衣笠山公園から衣笠城址まで遠征してきました。
ハイキング道の南向き斜面の陽だまりには、空のかけらのようなオオイヌノフグリとスミレ(タチツボスミレ?)、そして在来のカントウタンポポらしき花が咲いていました。








2018年1月25日木曜日

1月20日 春よ来い

前回に引き続いて、足元の小さな花をアップします。
シソ科の仲間は、薄紫やピンクの独特の花を咲かせて、早春を告げてくれます。この仲間は茎の断面が四角なのも特徴です。

二枚ともヒメオドリコソウだと思いますが、まだ寒くて茎の伸長が悪く本来の草姿ではないため、ちょっと自信がありません…




2018年1月24日水曜日

1月20日 春よ来い

前回はウメをアップしましたが、足元に目を転じてみると、小さな植物たちも春を待ちきれずに、陽だまりで開花を始めていました。


イヌノフグリの仲間。曇っていたので完全に開花していません。



コハコベ?こちらも完全には開花していませんね。

2018年1月23日火曜日

1月20日 ウメ色々

いよいよ、お馴染みのシリーズが開幕です(笑)
日本で栽培されるウメは大雑把に分けて、野梅系、豊後系、紅梅系に三分類されます。自宅そばでいつも真っ先に開花するのは、紅梅の八重系統です。品種までは分かりませんが、例外なくこの系統が最初に開花します。ロウバイの次に開花の早い花木です。
12月と1月は植物の接写をほとんど行わなかったので、腕がなまっていて撮るのに苦労しました。
ウメも開花したことだし、頑張って感覚を取り戻します!






2018年1月22日月曜日

1月14日 梢を見る ハリギリ

ミズキにも似た梢の枝ぶりです。
ウコギ科ハリギリ属の落葉高木・ハリギリ

若い枝や幹には鋭い棘がありますが、老木になると幹の棘はコブのようになって消失します。この写真でも梢の若い枝には棘がありますが、幹にはありませんね。

同じウコギ科の、タラやコシアブラと同様に若芽は食用になりますが、少々アクが強いとのことです。






2018年1月20日土曜日

1月13日 アオキ

アオキ科アオキ属の常緑低木
斑入りの品種は明るいイメージで、日陰気味の場所の植栽にも良く利用されるため、関東以西の方にはお馴染みの樹種ではないでしょうか。

雌雄異株で、雌株はこの時期に真っ赤な実を沢山つけます。関東の雑木林では林床の色どりですね。






2018年1月18日木曜日

1月13日 梢を見る ミズキ

階層状(扇状)に枝を広げ、5月から6月にかけて真っ白な花を咲かせるミズキ。関東では良く見かける木で、どちらかというと雑木林でも稜線より沢沿いなど湿った場所を好みます。

荒っぽい枝ぶりが特徴的で、落葉した冬場の方が分かりやすい樹種かもしれません。






2018年1月16日火曜日

1月13日 梢を見る ユリノキ

チューリップのようなオレンジ色の花を咲かせるので「チューリップツリー」の別名があり、街路樹でもよく利用されるのでお馴染みのユリノキ。

この時期は、チューリップツリーの名前の由来になった花の名残が残っている場合もあります。注意して木の位置を覚えておけば、5月から6月にかけて咲く、美しい花を見ることができます。






2018年1月14日日曜日

1月13日 早春の花たち ロウバイ

クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。
蝋梅と書いてロウバイですが、バラ科のウメとは縁もゆかりもありません(笑)
日本には古い時代に中国から渡来したとされ「唐梅」とも言われます。

また、小寒から立春までの季語となっており、厳寒期にウメに先んじて満開になります。
まあ、早咲きの系統は年内から開花が始まりますが…。

蝋細工のような艶のある花と、素晴らしい香りが魅力の花木です。本当の意味で一番早く開花するのは、花木ではこのロウバイ、球根植物ではニホンズイセンだと思いますが、両方とも良い香りを漂わせててくれるのは、春の訪れを告げるのに相応しい花だといつも感心します。













2018年1月13日土曜日

2018年1月7日 早春の花たち

ボケ、ロウバイなど花木の一部と、ニホンズイセンの仲間は、年が明ける前から咲きだし、1月中旬には満開になるものもあります。
春爛漫が訪れるまでは、これら早春の花たちをシリーズでお届けしたいと思います。


このボケは、自宅そばでは毎年一番早く開花します。植物歳時記では、早春の常連です(笑)



ちょうどよいことに、ボケの後ろにニホンズイセンが咲いていました。ボケの花のピンク色を手前にあしらってみました。



こちらは、別の場所のニホンズイセンです。空き地の草の中ですが、毎年元気に花を咲かせてくれます。夏場の草刈りは行われている場所だと思います。

2018年1月11日木曜日

2018年1月7日 春を待つ蕾

モクレン属(マグノリア属)は、3月ともなれば開花が始まるものもある、春の花木の代表格です。コブシ、シデコブシ、モクレン、ハクモクレン、タムシバなど庭の植樹としても良く利用されます。
この仲間は、美しいシルバーグレーの毛布をまとったような蕾が特徴です。この蕾が膨らみだせば、春本番も間もなくです。






2018年1月9日火曜日

2018年1月7日 梢を見る

私が住んでいる、横浜市栄区は自然が多い場所です。林は、二次植生の針葉樹林か落葉広葉樹林、または二つが入り混じっています。
落葉広葉樹林の部分では、冬の間は梢を見るのが楽しみです。はっきりとは分からない木が多いのですが、それぞれに特徴ある枝先を空に広げています。
また、葉が落ちた枝先に様々な野鳥も姿を見せ、冬の風物詩といっても良いと思います。






カワラヒワ



モズのメス



ヒヨドリ

2018年1月4日木曜日

2018年 明けましておめでとうございます!

少々遅れましたが、2018年明けましておめでとうございます!
本年も、のんびりとアップロードいたしますので、よろしくお願いします。
年末年始は比較的に天気が良く(寒さは厳しかったですが…)、自宅そばを毎日散歩していました。
縁起物の富士山、鷹(トビ)の写真をアップします。茄子は無いので、代わりにノイバラの実です。


1月1日の富士山です。大気の状況なのか、あまりクッキリとは写せませんでした。



1月3日撮影のトビです。つがいと思われる二羽で落葉広葉樹の梢にとまっていました。このような写真では、しっかりとピントを確認しないと、小枝に合焦している場合も多く、注意が必要です。梢の木の実などにも同じことが言えます。



ノイバラと思われるバラ科の実。もうしばらくすると、野鳥に食べられてしまうと思います。ピラカンサなども、野鳥たちにとってはそろそろ食べ頃です。