2017年6月30日金曜日

6月24日 シモツケ

バラ科シモツケ属の落葉低木。
日本全国に自生します。

身近なところでは、早春に白い花を咲かせ、お庭にも良く植えられる、コデマリやユキヤナギもシモツケ属の仲間です。色は違いますが、花の感じは良く似ていますね。

とても和風な素敵女子といった感じで(笑)、好きな低木です。
今回はストロボ写真と、そうでないものを撮ったので並べておきます。ストロボ利用のものは図鑑的で細部までカッチリ撮れていますが、ストロボを利用しない方が情緒的でバックの状況も分かりますね。






2017年6月28日水曜日

6月24日 コケ

コケは、葉緑体をもち、光合成をおこなうので立派な植物といえます。
とはいえ、シダも含めて根をもたず(根のように見えるのは仮根)、精子と卵子が受精して胞子体を形成し、それが減数分裂によって胞子を作って繁殖を行うという、高等植物とはずいぶん異なる生活環をもっています。すなわち通常目にするコケの本体?は単相(n)ということになります。高等植物の場合は普通目にする植物体は複相(2n)です。

そのようなわけで、コケの種類もすこしも分かりません(笑)
でも、意外と美しく、可愛らしくもあるので好んでモデルになってもらっています。








2017年6月27日火曜日

6月24日 ヤブコウジの蕾

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木です。

林床で小さな赤い実をつける可愛らしい低木。お庭に植えるセンリョウ(千両)やマンリョウ(万両)と対比させてジュウリョウ(十両)とも呼ばれます。十両とはいえ、私は千両や万両より好きです(笑)

さて、このヤブコウジ。花も意外と可愛らしいのですが、今回はやはり可愛らしいピンク色の蕾を撮ることができました。

最近は昆虫写真でストロボを多用するので、常時クリップオンのストロボとデフューザーを持ち歩いています。ストロボが利用できるので、このような薄暗い林床の植物もクッキリはっきり撮ることができます。図鑑的な写真になってしまいますが…。




2017年6月26日月曜日

6月24日 この子はだあれ?

皆様から「植物のこと良く知っていますね!」といわれることがあります…。
とんでもありません(笑)

見かける植物やキノコの99%は名前が分かりません(笑)
名前が分かるものだけを、歳時記の話題にしているだけです(笑)

今回の子たちも、一応調べてはみたものの、名前が分かりませんでした…。

博識なる、フォロワーの皆様のお知恵をお貸しくださいませ(笑)

まずは、野草です。舌状花がなく筒状花のみで構成されるキク科の植物だと思うのですが…。ちなみに写っている葉はヤマイモか何かの葉で全く関係ありません(笑)



お次はキノコ。小柄ですが美しいキノコでした。倒木に生えていたので腐朽菌ではあるのですが…。私が唯一所有しているキノコ関連図鑑?「キノコ採りの楽しみ」(笑)では、まったく判別ができませんでした。




2017年6月25日日曜日

6月17日 ミズキの実

6月は春に花を咲かせる樹木たちが実をつける季節です。
様々な樹木の実をアップしましたが、ミズキの実も美しいものです。秋には紫色に熟しますが、通常は口にしません。
ミズキは萌芽、花、実と美しい時期が長い樹だと思います。

今回はバックに木漏れ日をあしらってみました。


2017年6月24日土曜日

6月17日 ムラサキシキブの花

秋に美しい実をつけるムラサキシキブ。美しい名をもらって幸せな植物ですね。
横浜でも林縁などで良く見かけ、あまり珍しい植物ではありません。
しかし、通常は実がついた時だけに目立つので、どのような花が咲くかご存じない方が多いと思います。
この時期に、紫色の優しい風情の花を咲かせてくれますので、周囲を気にしてみてください。




2017年6月23日金曜日

6月17日 ナツグミ

グミ科グミ属の常緑低木。
関東以南に分布します。横浜では山野ではあまり見かけません。今回の株も自生か植栽か微妙な線です(笑)

グミの仲間としては大きめの実をつけます。6月に熟す赤い実を付けるのが当種です。少し早めの4月から5月に実をつけるグミは、イネの苗代(なわしろ)の季節に熟すのでナワシログミという名前です。

今回のものは、6月に入ってから熟したのでナツグミと思われます。実はもちろん食べることができて、果実酒にしても良いそうです。

横浜市栄区では、秋に小さめの実をつけるアキグミが一番多く見られます。






2017年6月22日木曜日

6月17日 ヒメコウゾ

クワ科コウゾ属の落葉低木です。
日本では岩手以南に自生し、横浜でも林縁などに普通に見ることができます。

小学校のころに「和紙はコウゾ(楮)やミツマタ(三椏)を原材料として作られる」と習いましたね。このコウゾとヒメコウゾは同じもので、正式和名はヒメコウゾです。

クワ科だけあって、オレンジ色の美しい実をこの時期につけます。食べられるけれどあまり美味しくないそうなので試したことはありません(笑)

実が美しいので、この時期は見つけるのが容易な樹種ですが、それ以外の時期は意外と見分けづらいかもしれません。






2017年6月21日水曜日

6月20日 美しき樹皮 アメリカスズカケノキ(プラタナス)

街路樹としてあちこちに植えられている当種。
何とも個性的な迷彩模様の美しい樹皮が特徴的です。

私の中では、あまり見かけないナギと並んで美樹皮二大樹です(笑)




6月17日 ヤマモモ

関東以南に自生するヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹です。
横浜では街路樹に利用されることも多く、雌の樹であれば、1センチくらいの丸くて赤い実を沢山つけますが、ほったらかしにされていることが多いようです。この実は甘くておいしく、果実酒などにしても美しい色合いと香りで最高のものができるのに、もったいないですね。
今回の写真は、自宅近くの高齢者施設の植栽に使われているものです。普通のものと比べると実が大きいので、実をとるために改良された園芸品種かもしれません。施設の職員の方は、この実が美味しいことをご存知でしょうか?






2017年6月20日火曜日

6月17日 オニグルミ

クルミ科クルミ属の落葉高木
沢沿いなどの湿り気のあるところに多いようです。この木の場所もどちらかというと水が染み出るような場所。

20年以上住んでいる近所なのにこの木がオニグルミだったとは…。

街路樹として利用されていて、この近くでもあちらこちらにエスケープしているニワウルシ(シンジュ)かと思っていました。

立派な実が沢山なっているので、9月頃になったら採りに来ることにしましょう!





6月17日 アジサイの楽しみ

園芸種の基礎になっているのは、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイなどです。ガクアジサイはヤマアジサイの海浜型とも言われており、伊豆や三浦半島など限られた太平洋沿いに分布するようです。タマアジサイは蕾が球形で花期がずっと遅いので区別がつきます。
私が暮らしている横浜市栄区では沢沿いにタマアジサイが最も多く見られます。
今回のものは、花や蕾の形状と開花期、葉の形状から見ると、ヤマアジサイだと思われます。




2017年6月19日月曜日

6月17日 アジサイの楽しみ

今回は、マクロレンズとストロボを使いました。
ストロボを使うと露出のコントロールは難しいのですが、色が正確に、細部の形状もシャープに写し込めるため、図鑑的な写真になります。










2017年6月18日日曜日

6月11日 アジサイの楽しみ

今回のアジサイは、ストロボを使わずにマクロレンズでぐっと寄り、露出もオーバー気味にして、柔らかい雰囲気をだしてみました。






6月11日 アジサイの楽しみ

ご存知のアジサイ
初夏から梅雨にかけてのお楽しみです。

世界のアジサイ園芸文化には、江戸末期から明治時代に輸出された日本の原種が大きな役割を果たしています。

そんな、アジサイですが、新芽、花、枯れ姿と四季を通じて楽しめます。
今週は、そんなアジサイをいろいろな撮り方で楽しんでみました。

今回は、28㎜広角レンズにフィッシュアイ・コンバージョンレンズを装着して、背景を広く撮ったものです。












2017年6月16日金曜日

6月11日 ネジバナ

ラン科ネジバナ属の多年草。別名モジズリ
日本、温帯・熱帯アジア、東ヨーロッパ、オセアニアと広く分布するようです。

これも芝地のような明るく乾燥気味の場所を好みます。
小さなピンクの花が花序にらせん状につくために「捩花」の名が付きました。
まれに白い花もあり、遠い昔に国道16号線の町田あたりの中央分離帯で見た覚えがあります。

共生菌との関係があるようで、栽培は意外に気難しいようです。










2017年6月15日木曜日

6月11日 オカトラノオ

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草
日本と朝鮮半島、中国に分布します。

どちらかというと、乾き気味の草原のような場所に生育します。
ある程度人の手が入る、林縁の草地のような場所で見かける気がします。

子供のころは、原っぱが多くあって、よく見かけた草ですが最近は少なくなった気がします。

栄区は市民の森に様々な管理状態の草原や樹林が存在し、今回も適度に管理が入った高台の草原にヤマユリと一緒に群落となっていました。久しぶりの友人に会ったような気分です。








2017年6月14日水曜日

6月11日 ヤマユリ

神奈川県の花です。
日本に自生するユリの中でもひときわ大きく、美しく、良い香りを漂わせます。
もともと、日本はユリ天国で、多くの原種が存在し、開国と同時に海外に運ばれたユリたちは交配親として、カサブランカやスターゲイザーなど現在の著名な品種の作出に大きな影響をもたらしたと考えられます。

大正時代初期には、ユリの球根は絹織物に次いで輸出額が多く、1912~1914年の最盛期には、年間4,000万球以上が輸出されていました。

今回も遠くから分かる姿と香りで、撮影はとても楽しめました。