2013年9月29日日曜日

こいつも撮りづらい… ハクチョウソウ

園芸的にはガウラとも呼ばれます。ハクチョウソウ

Gaura lindheimeri

アカバナ科ガウラ属の多年草です。

今回、調べて初めて分かったのですが、アカバナ科なのですね。確かにアカバナ科の特徴である4枚花弁です。

さて、こいつは、バサッとした草姿で、茎もヒョロヒョロと伸び、少しの風でゆらゆらと揺れます。全体像は絵にならないし、綺麗な花は揺れて撮りづらいし、今まで撮ったことがないのですが、今回はチャレンジ!
花の接写は何とかOKですが、全体像はやっぱり駄目だな…

写真は2013年9月23日に横浜市栄区で撮りました。


ダメダメ写真…



ヒョロヒョロと茎が伸びます



花は可憐



アカバナ科の特徴・4枚花弁

2013年9月28日土曜日

懐かしい… オオケタデ

子供のころには良く見かけたのですが… オオケタデ

Persicaria orientalis

タデ科イヌタデ属の一年草です。

相当大柄な一年草で、アジア原産の帰化植物です。なんでも、薬草として導入されたのが、帰化したとかいう話です。

冒頭にも書きましたが、子供のころには良く見かけたものです。そのころは「あかまんま」などと言っていましたね。ところが最近はご無沙汰していて、今回は、栽培されているものとの出会いです。
久しぶりに小学校の同級生に会ったようで、少し嬉しい私でした。

写真は2013年9月23日に横浜市栄区で撮りました。


1.5m位の株です



花盛りだ!



垂れ下がる花穂が風情あり



色も良いですね!


2013年9月26日木曜日

酷い名前だ ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

これも酷い名前 ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

Persicaria senticosa

タデ科イヌタデ属の一年草です。

茎や葉柄に下向きの棘が生えていて、これを他の植物にひっかける様にして伸びます。
名前は、漢字からご想像願いますが、酷い名前ですね。
うっかり素手でつかんで引っこ抜こうとすると、酷い目にあいそうです…

花はミゾソバにも似て可憐な良い花です。

写真は2013年9月23日に横浜市栄区で撮りました。


花は可愛いのですが…



いかにもタデ科という葉っぱ。酷い名前で双璧のヘクソカズラの実が右側に見えます(笑)



名前の由来はこれ!凶悪です!

2013年9月25日水曜日

ヒガンバナの仲間たち リコリス

この時期といえばヒガンバナ

Licoris radiata

ヒガンバナ(ユリ)科ヒガンバナ属の球根植物です。
毎年、ほぼピタリと秋のお彼岸に開花期が合います。今年は少し遅めですが、ちょうど咲き始めという感じ。

さて、こいつの写真は群生するところを押えたものが多くて、非常に絵になるのですが、個体を撮ろうとするとなかなか難しいものです。今回は咲き始めで、個体を撮らざるを得なかったのですが、苦手な被写体です。
あと二日もすれば満開でしょうが、サラリーマンの私は平日の撮影は困難。おまけに26日あたりには台風が近づいて、滅茶苦茶になってしまう可能性も…。
とりあえず、個体写真を撮っておいて、可能であれば群生写真をアップします。

今回はシロバナマンジュシャゲ(Licoris aibiflora)も一緒にアップしておきますね。これは、ヒガンバナとショウキズイセン(Licoris aurea)の交雑種と言われています。日本のヒガンバナは全て三倍体で、種子をつけないため、原産地の中国で二倍体のヒガンバナとショウキズイセンが交雑したものが、日本に入ってきたのかもしれませんね。

写真は2013年9月23日に横浜市栄区で撮りました。


9月24日早朝に咲いたばかりの花を撮りました。まだまだ満開ではないのですが、色は綺麗だったので、最後の方にアップしておきますね。


最悪の写真…



造形が凄い



あと一日で満開ですが…



キュートな蕾



シロバナマンジュシャゲ



すこしクリーム色っぽい



清楚な蕾



ピンクっぽい個体



シロバナの片親と言われるショウキズイセン。花の終わりかけです



9月24日撮影 満開まではあと1から2日



9月24日撮影 咲いたばかりで良い色です




2013年9月24日火曜日

栄区秋色

今日(9月23日)は風が強くて、接写が困難。
秋らしい被写体で、あまり動かないのもを集めてみました。

写真は2013年9月23日に横浜市栄区で撮りました。


ご存じソメイヨシノ



なかなか綺麗なもんです



夏から咲いているセンニンソウ。不思議とこの時期の方が明らかに花径が大きくなって綺麗です



お馴染みイチョウの実、銀杏。あちこちに落ちてます



ソラもすっかり秋色です

2013年9月22日日曜日

秋の七草の代表格 ハギ

花札の鹿との組み合わせが良い感じ!ハギ
マメ科ハギ属の灌木です。

今回のは、植栽されたものだと思われ、おそらくミヤギノハギです。

Lespedeza thunbergii

こいつもマメ科なので、根っこに根粒菌を共生させ空中の窒素を固定するため、荒れ地でも平気で生育します。
また、木とはいっても、冬に葉っぱが落ちた枝を地際からバッサリ切っても、新しく枝を伸ばしてその年のうちに花を咲かせてくれます。

写真は2013年9月15日に横浜市栄区で撮りました。










2013年9月21日土曜日

猫じゃらし色々 キンエノコロ

先日も紹介したエノコログサ
今回はキンエノコロをご紹介

Setaria virdis

イネ科エノコログサ属の一年草です。
実はこの辺りで見られるエノコログサには、エノコログサの他にキンエノコロとムラサキエノコロがあります。名前の通り、花穂の毛の色が違い、三種類を取り合わせて飾ったりするとなかなか綺麗なものです。ムラサキエノコロも発見したらアップします。
ちなみに、エノコログサは粟の原種と言われており、とても人の役に立っているのです。

写真は2013年9月15日に横浜市栄区で撮りました。







2013年9月19日木曜日

熱帯原産ですが デュランタ

熱帯アメリカ原産の灌木 デュランタ

Duranta repens

温室などでも良く植栽されますが、ここ横浜では路地でも越冬して、この時期に花を咲かせます。
花は白や薄いブルー、濃いブルーなど色々あるようですが、この辺りでは、濃いブルーに白い縁取りがあるタイプが多いようです。香りはチョコレートを連想させる甘い香り。いかにも熱帯原産。
デュランタ・ライムというタイプは、ライム色の葉をもち、爽やかです。

写真は2013年9月15日に横浜市栄区で撮りました。


露地でも越冬します



青に白の縁取り



2013年9月17日火曜日

こいつも丈夫だ! イタドリ

タデ科ソバカズラ属の多年草 イタドリ

Fallopia japonica

荒れ地でも平気で生育するパイオニアプランツです。
若芽のうちは、スカンポとも言われ、さわやかな酸味があり、山菜としても利用されます。
スカンポと言われるうちは赤い芽で可愛いのですが…
極めて丈夫な植物ゆえ、世界の侵略的外来種ワースト100にランクインです!

写真は2013年9月15日に横浜市栄区で撮りました。


ボサボサに茂ります



花には蝶などが多く訪れます

2013年9月16日月曜日

ツルボ再アップ

前回のツルボの写真が、曇天の時の写真でイマイチでした。
とてもかわいい花なのに…。


台風の晴れ間に撮った、少しは光が感じられる写真を再アップしておきます。

2013年9月16日に横浜市栄区で撮りました。






これはおまけ。ノラ!

2013年9月15日日曜日

秋の色です  ツルボ

毎年、この時期に咲いて私を楽しませてくれるツルボ

Scilla scilloides

ユリ科(ヒアシンス科)シラー属の球根植物です。

こいつは、近所の法面に多く見られます。この法面は年間2~3回刈込が行われちょっとした草原のようになっているのですが、ツルボはこのような日当たりの良い草原を好む植物なのです。

これが咲き出すと、そのあと二週間ほどでヒガンバナが咲いて、キク科の野草も満開となり、夏の名残が無くなっていきます。

写真は2013年9月8日に横浜市栄区で撮りました。








2013年9月14日土曜日

ご近所様の園芸シリーズ 31

最近、カラーリーフとして利用されるシソ科のコリウスを良く見かけます。
初夏から秋まで、様々な色合いで楽しませてくれる重宝な花壇材です。

8月頃からシソそっくりの花が上がってきます。これはそのまま楽しんでも良いし、カラーリーフとしての利用期間を延ばしたいときには摘み取っても良いのです。

写真は2013年9月8日に横浜市栄区で撮りました。


レンガ、トレリスとの相性抜群



白い壁との相性も良し!

2013年9月12日木曜日

秋らしくなってきました ハゼ

暫く前にアップした、ソメイヨシノが紅葉ポールポジションだとすると、こいつはきっとフロントローくらいに位置しそうです。
ヤブマオの上の美しい紅葉はおそらくハゼ(ハゼノキ)だと思われます。
紅葉がとても美しく、古来から「櫨紅葉」(はぜもみじ)と言われて親しまれていたようです。
ウルシの仲間で、体質によってはかぶれることもあるのでご用心!

写真は2013年9月8日に横浜市栄区で撮りました。


ひときわ目を惹く赤です



クズの花も散っています



黄色っぽい奴も



アスファルトの上でも美しい