新・植物歳時記 ~Nature and plants in Kanagawa~
日本家庭園芸普及協会の広報委員(神奈川県在住)が、神奈川県の自然と植物の話題を提供します。
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2016年10月7日金曜日
10月1日 ホトトギスの仲間
渋い花です。
ホトトギス
Tricyrtis
spp.
ユリ科ホトトギス属の宿根草
原産地:日本、台湾、韓国など
先日、鳥好きの先輩から聞いた話なのですが、「翡翠と書くのはもともと「カワセミ」が先で、それが宝石の「翡翠」に転用されたんだ」とのこと。
ホトトギスの場合は、植物と鳥とどちらが先だったのでしょうか?
日本、台湾、韓国に19種が分布しており、そのうちの13種は日本にもあり、さらにその13種の中で9種は日本の固有種だそうです。ユリやアジサイと同様に日本に縁の深い植物ですね!
2016年10月6日木曜日
10月1日 ミズヒキとギンミズヒキ
ミズヒキとその色変わりのギンミズヒキが一緒に咲いていましたのでアップしておきます。
「赤勝て!白勝て!」という感じですね。
2016年10月5日水曜日
10月1日 ミツバアケビ
私が子供の頃は近所の山に沢山ありました。
ミツバアケビ
Akebia trifoliata
アケビ科アケビ属のつる性落葉樹
原産地:日本など
食べることができる「山の果実」です。最近では八百屋さんでも見かけますね。そのほとんどが山形産だそうです。新芽もおひたしなどで食べられるそうです。有難いですね。
日本にはミツバアケビとアケビの両方が分布していて、その名の通り前者は小葉が3枚なのに対して、後者は小葉が5枚です。また、前者は果皮が黄色っぽく、後者は紫とのこと。
今回の写真は、小葉3枚で紫色の実ですが、ミツバアケビとアケビは容易に交雑するそうなので、交雑種かもしれませんね。
2016年10月4日火曜日
10月1日 アキノノゲシ
そうは見えませんがレタスの親戚です。
アキノノゲシ
Lactuca indica
キク科アキノノゲシ属の一年草(二年草)
原産地:日本
レタスの学名は
Lactuca sativa
で同じアキノノゲシ属なので植物としては相当な近縁です。たしかに、レタスの仲間のチコリなどは花は青色ですが、開花期の草姿などは良く似ています。そして、アキノノゲシも茎を切るとレタスと同様に白い汁を出しますが、食べることができます。
この花は、背が高くて全草は写真にしづらいですね…。
2016年10月3日月曜日
10月1日 睡蓮鉢の秋
小さな睡蓮鉢に、様々な水生植物。
曇った空を映した暗い水面に小さな秋が訪れています。
2016年10月2日日曜日
10月1日 キンモクセイ
雨と台風の9月が終わり10月に入りましたが、やはり雨…。
まったく、どうなっているのでしょう?
キンモクセイ
Osmanthus fragrans
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木
原産地:中国南部
花が白いモクセイ(ギンモクセイ)の変種です。雌雄異株で、日本にあるのは全て雄木と言われています。
この時期はキンモクセイの素晴らしい香りが町中に漂っている気がします。晴れていたら最高なんですけどね。香りだけではなくて、小さいけれど密集して咲くオレンジ色の花も美しいものです。
毎年書いていますが(笑)、この花を見るとアリスの「君の瞳は一万ボルト」と、「イブ」というガムを思い出します。
2016年10月1日土曜日
9月24日 仙台にて テングタケ
いかにも「森の妖精」といった風情のテングタケ。毒菌なので食べてはいけません。
今回は幼菌から生育途中、成菌までの各ステージを見ることができました。
幼菌
生育途中
成菌
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