2018年8月4日土曜日

7月29日 コナラのドングリ

コナラは、関東では薪炭林として二次植栽されることの多かった、ブナ科コナラ属の落葉樹です。この時期は秋に向けて、若いドングリが育っている最中です。

いわゆる「ドングリ」はブナ科の樹木がつけるのですが、ドングリのできかたからは大雑把に3種類に分けられます。

①1年成ドングリ→春に開花して、その年の秋にドングリを落とすタイプ
クリ、コナラ、カシワ、ミズナラ、ブナ、シラカシ、アラカシなど

②2年成ドングリ→春に開花して、次の年の秋にドングリを落とすタイプ
ウバメガシ、スダジイ、ツブラジイ、アカガシ、マテバシイ、クヌギ、アベマキなど

③秋咲ドングリ→秋に開花して、次の年の秋にドングリを落とすタイプ
シリブカガシ

樹種によってドングリと殻斗(帽子)には個性があり、ドングリだけでもほぼ正確に樹種を当てることができます。





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