2012年10月13日土曜日

こんな花です アシタバ

三浦半島や伊豆半島、伊豆七島などに自生するセリ科の多年草アシタバ

Angelica keiskei


これは、でっかい多年草で、天麩羅などにするとおいしく食べられます。我が家のそばにもあちこちに自生が見られますが、これはいただいた苗を鉢に植えたもの。昨年植えたのですが花が咲きました。こぼれ種で増えてくれると天麩羅が楽しめるゾ!

学名はアンゼリカとなっていますが、お菓子に使うアンゼリカはこれと近縁の、北欧などに生える Angelica archangelia を砂糖漬けにしたものです。

写真は2012年10月7日に横浜市栄区で撮りました。


芸のない写真だ…



花はセリ科らしい花です

2012年10月11日木曜日

水戸市植物公園さんにお邪魔しました

今日は、水戸市植物公園さんにお邪魔してきました。
広い園内にはお花がいっぱい。

私が下手な腕で、ダメなスマホで撮った写真なのでいまいちですが、本当はもっと、ずっと綺麗。

湖面をアサザの黄色い花が彩っているし、いろいろなサルビアは花盛りだし、カツラの並木は甘い香りを漂わせているし、今が最高の時期かもしれません。

お花好きには本当におすすめのスポットですよ!

写真は2012年10月11日に水戸市植物公園で撮影しました。


サルビアいろいろ



これもサルビア。変わった色です



熱帯スイレンの青



熱帯スイレンのピンク



熱帯スイレンの白



サンパチェンスやカンナなど銅葉系でまとめた色彩が見事!



ダメな写真ですがアサザの黄色い花が花盛りです



カエルちゃんものんびり!


でっかい花だな! エンゼルストランペット

熱帯アメリカの標高の高いところが原産といわれるエンゼルストランペット

Burugmansia sp.

和名はキダチチョウセンアサガオと、面白味のない名前です。
いかにも熱帯的な雰囲気ですが、標高の高いところの植物なので、日本の高温多湿の夏は苦手。そのせいかわかりませんが、9月過ぎてからの花付きが良くて、こちらのお宅でも毎年9月中旬くらいからが花盛りという感じです。

色は今回のような桃色やオレンジ、白など様々ですが、でっかいラッパ状の花が垂れ下がって咲く姿は変わりません。

こいつも毒があるので口にしないように。

写真は2012年10月7日に横浜市栄区で撮りました。


毎年素晴らしい花で道行く人を楽しませてくれます



綺麗なピンクだ!



とにかくでっかい花です



花の中は、それこそ天使が住んでいそう!

2012年10月9日火曜日

名前は良いが… フェアリーリング

なんと素敵な名前でしょう。フェアリーリング(妖精の輪)!

実は、これは植物の名前ではなくて、芝生に発生する病気の名前です。

土中に未分解の有機物が多くなるとそれを分解して成長する担子菌類(キノコの仲間)が発生することがあります。これが発生すると、未分解有機物が分解され、一時的に窒素源となるため、芝生が良く育ったり、緑が濃くなったりします。

往々にして、この症状は円形に発生するので、これをフェアリーリングと呼ぶのです。この状態になると、地中には担子菌の菌叢(シロ)が張り巡らされており、徐々に水をはじく性質(撥水性)を帯びるようになります。このため、土に水が浸透しなくなり、芝生が乾燥で弱っていくというわけです。

ベランダから前の芝生を眺めていたらフェアリーリングの発生に気付いたので、ネタにしてみました(笑)。キノコの種類はシバフタケかなぁ…

写真は2012年10月7日に横浜市栄区で撮りました。


円形に芝生の色が濃くなっているのがわかりますか?



黄色い線の内側です。キノコもこの線に沿って発生しています




キノコはこんな感じ

2012年10月8日月曜日

丈夫な奴です  タマスダレ

ゼフィランサスの仲間、タマスダレ

Zephyranthes candida

こいつは、ゼフィランサスの中でも抜群に丈夫で、アスファルトの割れ目からでも芽を出して育っているのを見かけたことがあります。

白い花はそれほど派手ではありませんが、群生すると目立ちます。
今回は、ご近所の玄関口にあったのをパチリ。もう花期も終わりですね。

写真は2012年10月7日に横浜市栄区で撮りました。


やはり、あまり条件が良くないところで育っています



透けるような花弁が美しい

2012年10月7日日曜日

赤くなるかな? ポインセチア

クリスマスごろに盛んに赤い葉っぱを見かけるポインセチア

Euphorbia pulcherrima

トウダイグサ科の常緑低木です。

我が家のベランダのポインセチアは昨年のクリスマスの飾りに買ったものを、一回り大きな鉢に植え替えたものです。
ご覧のとおり、夏に出る葉っぱはごく普通の緑色。
低温で発色するのか、短日が条件なのかわかりませんが、冬に赤くなってくれると嬉しいな!
できれば、クリスマスに間に合うように!

ちなみにトウダイグサ科の植物は毒があるのが多いのですが、こいつもあまり強くないが毒草です。

写真は2012年9月30日に横浜市栄区で撮影しました。


赤くないと冴えないなぁ(笑)



葉柄は赤いのです

2012年10月6日土曜日

勝利の証か? ゲッケイジュ

地中海原産の常緑広葉樹 おなじみのゲッケイジュ

Laurus nobilis

ハーブとしてはローリエとかローレルとか言われ、カレーなんかに葉っぱを入れて香り付けをしたりしますね。

こいつの枝で作った冠は、桂冠といわれ、スポーツの勝者や大詩人(桂冠詩人)の頭を飾ることでも知られています。

こいつはクスノキ科なのですが、この仲間にはシナモン(ニッケイ)やヤブニッケイ、ゲッケイジュなど香りが良い木が多く、クスノキも材から樟脳が取れることで知られています。

我が家のゲッケイジュは、友人から頂いた枝を5本挿し木して、そのうちの一本がかろうじて定着したもので、ずいぶんと大きくなりました。
そろそろ、団地の隅にゲリラ定植しよう(笑)

写真は2012年9月30日に横浜市栄区で撮影しました。


ずいぶん大きくなりました



若い葉っぱはこんな色



見覚えのある葉っぱでしょう?